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【性の多様性】性のあり方に悩んだときの相談先

ロコ
ロコの結論
性のあり方のことって、誰に相談すればいいのか分からないですよね。でも、ひとりで抱えなくていいものなんです。自治体の相談窓口や、性の多様性を扱う支援団体、医療機関などで相談できます。

自分の性的指向のこと、性自認のこと。誰かに話したいけれど、誰に話せばいいのか分からない。家族や友だちには、まだ言えない。言ったらどう思われるか、こわい。ネットで調べても、情報が多すぎて、何を信じればいいか分からない。そんなふうに、ひとりで悩みを抱えている人もいると思います。

性のあり方の悩みは、とても個人的で、大切なことです。だからこそ、安心して話せる場所を見つけることが大切なんです。

このページでは、性的指向や性自認について悩んだときの相談先の探し方をまとめました。

相談先の探し方

相談先 内容
自治体の相談窓口 性の多様性に関する電話相談を行う自治体がある(お住まいの自治体のサイトで確かめる)
医療機関 性別の違和について相談できる専門の外来がある
こころの相談 落ち込みや不安が強いときは、こころの相談窓口も
支援団体 性の多様性を扱う団体が、相談や交流の場を設けていることも

ロコペリでは、相談先を案内するときに、特定の民間サービスはすすめていません。

自治体の相談窓口

自治体によっては、性の多様性に関する電話相談や、面談での相談を行っているところがあります。お住まいの自治体のサイトで、「性の多様性」「LGBT 相談」などのことばで探してみてください。

医療機関

性別の違和について、専門的に相談できる外来を設けている医療機関もあります。からだのこと、気持ちのこと、これからのことを、専門の医師に相談できます。

こころの相談

落ち込みや不安が強いとき、眠れない、食べられない、という状態が続くときは、こころの相談窓口や、心療内科などに相談してください。性のあり方の悩みだけでなく、そこから生まれるつらさにも、寄りそってもらえます。

相談するときのポイント

ポイント 理由
話せる範囲でいい 全部を話さなくてもいい
匿名で相談できるところもある 名前を言わずに話せる
合わないと思ったら、ほかを探す 相談先との相性もある
メモを用意しておく 話したいことを整理しておくと話しやすい

相談先との相性

相談した相手が、あなたの気持ちに寄りそってくれなかった、と感じることもあるかもしれません。それは、あなたが悪いのではなく、相談先との相性の問題かもしれません。合わないと思ったら、ほかの相談先を探してみてください。

身近な人に話すかどうか

考えたいこと 例
話したいかどうか 話さなくてもいい。自分で決めていい
誰に話すか まずは信頼できる1人から
どこまで話すか 話せる範囲でいい
話したあとのこと 相手が受け止めてくれるか、広まらないか

家族や友だちに話すかどうかは、あなたが決めていいことです。話さないという選択も、ひとつの選択です。

打ち明けられた人ができること

身近な人から性のあり方について打ち明けられたら。

  • 「話してくれてありがとう」と受け止める
  • 否定したり、「気のせいだよ」と言ったりしない
  • 本人の同意なく、ほかの人に話さない
  • 分からないことは、本人のペースで聞く
  • 本人が望むなら、相談先の情報を一緒に探す

打ち明けた人は、とても勇気を出しています。その気持ちを大切にしてください。

こころのつらさが強いとき

性のあり方の悩みから、強い孤独や、生きづらさを感じることもあると思います。気持ちが追いつめられて、どうしようもないときは、ひとりで抱えずに、こころの相談窓口や医療機関に相談してください。あなたの話を聞く窓口は、ひとつではありません。

よくある疑問

相談したら、家族に連絡される?

多くの相談窓口では、本人の同意なく家族に連絡することはないと考えられています。気になるときは、相談する前に確かめてみてください。

相談するほど悩んでいない

悩みの大きさに関係なく、相談していいんです。「ちょっと話を聞いてほしい」くらいの気持ちでもかまいません。

ネットの情報は信じていい?

ネットには、役立つ情報もあれば、誤った情報や偏った情報もあります。公的な機関や医療機関の情報を確かめるようにしてください。

相談する前に整理しておくと話しやすいこと

相談の場では、緊張して言いたいことがうまく言えないこともありますよね。前もって、少しだけ整理しておくと話しやすくなります。

整理しておくこと 例
いちばん困っていること 自分のことがよく分からない・家族に言えない・職場で困っている
いつごろから 子どものころから・最近になって
どうしたいか 話を聞いてほしい・情報がほしい・医療を考えたい
話したくないこと 「ここは今は話したくない」と決めておいていい

全部をまとめる必要はありません。「何から話せばいいか分からない」と、そのまま伝えてもいいんです。相談を受ける人は、そこから一緒に整理してくれます。

職場や大学で困っているとき

性のあり方について、職場や大学で困っていることがある人もいると思います。

困りごと 相談先の例
差別的な言動を受けた 職場の相談窓口・人事・労働の相談窓口
本人の同意なく話を広められた 職場や大学の相談窓口
制服・トイレ・更衣室のこと 職場や大学の担当者

職場の相談窓口に話しにくいときは、自治体の相談窓口で、どこに相談すればいいかを聞いてみるのもひとつの方法です。

オンラインの情報や交流との付き合い方

同じような感じ方の人とつながれるオンラインの場は、心の支えになることがあります。一方で、知らない人とやりとりするときは、名前や住所、職場など、自分が特定される情報を出しすぎないように気をつけてください。性の話題は、悪意のある人に利用されることもあるからです。安心できる場かどうかを見きわめながら、自分のペースで関わっていけばいいんです。

相談先を選ぶときのポイント

確かめたいこと 理由
運営しているのは誰か 自治体・医療機関・団体など、信頼できるか
匿名で相談できるか 名前を言わずに話したいとき
相談の方法 電話・メール・SNS・面談など
相談できる時間 自分の都合に合うか
費用 無料か、有料か

公的な機関の相談窓口は、多くが無料で利用できます。民間のサービスを使うときは、運営者や費用をよく確かめてください。

家族に話すときのこと

家族に性のあり方を話すかどうかは、とても大きな決断です。

考えたいこと ポイント
話したいかどうか 話さない選択もある
話すタイミング 自分の気持ちが整ってから
誰から話すか 理解してくれそうな人から
受け入れてもらえなかったら 時間がかかることもある。支えてくれる人を持っておく

家族の反応が思っていたものと違っても、それで家族との関係がすべて終わるわけではありません。時間をかけて理解が進むこともあります。話す前に、相談窓口で一緒に考えてもらうのもひとつの方法です。

オンラインのつながりを持つとき

同じような悩みを持つ人とつながれるオンラインの場は、心強い支えになります。ただ、知らない人とやりとりするときは、名前・住所・大学や職場など、自分が特定される情報を出しすぎないようにしてください。

あなたは、ひとりではない

性のあり方の悩みを抱えている人は、あなたひとりではありません。同じように悩み、相談し、自分らしく生きている人がたくさんいます。

小さな一歩から

いきなり誰かに話すのがこわければ、まずは信頼できる情報を読むことから始めてください。それも、立派な一歩です。

まとめ

性のあり方の悩みは、ひとりで抱えなくていいものです。自治体の相談窓口、医療機関、こころの相談窓口、支援団体など、相談できる場所があります。話せる範囲で、匿名でも、相談していい。合わないと思ったら、ほかを探していい。あなたが安心して話せる場所を、少しずつ見つけていってください。

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