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【性の多様性】女性同士のセックスの基本

ロコ
ロコの結論
女性同士のセックスって、どうすればいいんだろう。女性同士のセックスには、決まった形がないんです。キス、手でのふれあい、口でのふれあい、からだを重ねること。どれも大切なセックスです。お互いに気持ちいいことを話しながら、ふたりの形を見つけていけばいいんです。女性同士でも性感染症はうつるので、予防も知っておいてくださいね。

女性のパートナーができた。でも、女性同士のセックスはどうすればいいのか、誰にも聞けない。はじめてで、相手をがっかりさせないか心配。男女のセックスの情報はたくさんあるのに、女性同士の情報は少ない、と感じている人も多いと思います。

このページでは、女性同士のセックスの基本をまとめました。

決まった形はない

知っておきたいこと 中身
挿入しなくてもセックス ふれあい全体がセックス
決まった流れはない ふたりで心地いい形を見つける
役割は決めなくていい どちらが「する側」「される側」と決めなくていい
時間の長さも自由 長くゆっくり、という人も多い

「女性同士のセックスって、何をしたらセックスになるの?」と悩む人もいますが、キスや抱きしめあうことからすべてがセックスです。ゴールを決めなくていいのが、女性同士のセックスのよさのひとつです。

ふれあいの基本

ふれあい ポイント
キス 唇・首・耳など。ゆっくりから
からだにふれる 肩・背中・胸・おなか・太もも
手でのふれあい クリトリスのまわりから。爪は短く
口でのふれあい 性感染症の予防も考えて
からだを重ねる 太ももや性器どうしをすりあわせる
グッズ ふたりで話して使う

手でふれるとき

ポイント 中身
爪を短く、なめらかに 傷つけない。指サックを使う人も
外側から クリトリスのまわり、陰唇をやさしく
潤いを確かめる 足りなければ潤滑ゼリーを
中に入れるなら 1本からゆっくり。指先の腹を上に向けて
反応を見る・聞く 「これ気持ちいい?」

くわしくは「手でふれ合うときの基本(相手が女性のとき・男性のとき)」や「クリトリスとは?感じ方の基本」に。

はじめてのときの進め方

順番 ポイント
1. 話しておく 不安なこと、したくないこと
2. シャワー・爪の手入れ 清潔にしておく
3. キスや抱きしめあうことから あせらない
4. ふれる・ふれられる 交代で、ゆっくり
5. 途中で止めていい 「今日はここまで」もあり
6. 終わったあとも くっついて、感想を話す

はじめては、相手がどう感じるかが分からなくて当然です。「どうされると気持ちいい?」と聞くことは、恥ずかしいことではなく、相手を大切にすることです。

性感染症の予防

女性同士でも、性感染症はうつります。

うつり方 予防
口でのふれあい デンタルダム(うすい膜)を使う
手・指 指サック・手袋を使う。爪を短く
グッズの共有 コンドームをかぶせ、使い回すときはつけかえる
性器どうしのふれあい 体液がふれあうことでうつることがある

「女性同士だから病気は大丈夫」というのは思い込みです。気になることがあれば、ふたりで検査を受けるのもひとつの方法です。

同時にイクことにこだわらない

よくある悩み 考え方
同時にイキたい こだわると、かえって楽しめないことも
相手がイカない イクことだけがゴールではない
自分だけイカない 感じ方は人それぞれ。話してみる

イクタイミングはちがって当たり前です。交代で、相手が気持ちよくなるのを見るのも、女性同士のセックスの楽しみ方のひとつです。

マンネリを感じたら

工夫 ポイント
場所や時間を変える 朝、お風呂など
役割を入れかえる いつもとちがう流れに
グッズを試す ふたりで話して決める
してほしいことを話す 気持ちいいことは変わっていくもの

グッズについては「ペニスバンド・双頭ディルドとは」に。

終わったあとの時間

女性同士のセックスは、「どこで終わるか」が決まっていないぶん、終わり方に迷う人もいます。

終わり方の例 ポイント
抱きしめあって終わる 満足したら、それが終わり
「今日はここまでにしよう」と言う 言葉にすると、すっきりする
感想を話す 「あれ気持ちよかった」「次はこうしたい」
シャワー・トイレ 衛生のため、膀胱炎の予防に

終わったあとに、気持ちよかったことや、次にしてみたいことを話すと、ふたりの距離がさらに近くなります。

からだの悩みがあるとき

悩み できること
濡れにくい 潤滑ゼリーを使う。前戯を長めに
中に入れると痛い 外側のふれあいを中心に
イッたことがない 感じ方は人それぞれ。あせらない
自分のからだに自信がない 相手はあなたを見たくて一緒にいる

気持ちいいことの伝え方

伝え方 例
その場で声に出す 「そこ、気持ちいい」
手を添えて伝える 相手の手を、気持ちいい場所に導く
終わったあとに話す 「あのとき、すごくよかった」
苦手なことを伝える 「そこは少しくすぐったい」

女性同士でも、からだの感じ方は一人ひとりちがいます。「女性同士だから分かるはず」と思わず、言葉にして伝えあうことが大切です。くわしくは「気持ちいい場所を相手に伝えるには」に。

女性同士のセックスと「はじめて」

「女性とのセックスがはじめて」という人もいれば、「男性との経験はあるけれど、女性ははじめて」という人もいます。どちらの場合も、不安になるのは自然なことです。

不安 考え方
何をすればいいか分からない 決まった流れはない。相手と話しながらでいい
男性との経験とちがう ちがっていて当たり前。比べなくていい
相手のほうが経験がある 経験の差は気にしなくていい。伝えれば相手も合わせてくれる

はじめては、うまくやることより、ふたりで安心して過ごせることを大切にしてください。

よくある疑問

経験がないことを、相手に言うべき?

言うかどうかは自由ですが、伝えておくと、相手もゆっくり進めやすくなります。

女性同士だと処女のまま?

「処女」の考え方は人それぞれです。女性同士のセックスも、大切なセックスです。

痛い

無理に中に入れなくてかまいません。潤いを足し、外側のふれあいを中心にしてください。痛みが続くときは婦人科で相談を。

グッズを使わないと物足りない?

グッズを使わなくても、十分に気持ちいいセックスはできます。使うかどうかは、ふたりの好みで決めてかまいません。

相談できるところ

悩み 相談先
性感染症が心配 保健所・婦人科
痛み・出血 婦人科
性のあり方の悩み 性のあり方の相談窓口

このページのポイント

  • 女性同士のセックスに決まった形はない。ふれあい全体がセックス
  • 爪を短く、外側から、反応を見て聞きながら
  • 女性同士でも性感染症はうつる。デンタルダム・指サック・グッズのコンドームを
  • 同時にイクことにこだわらず、ふたりの形を見つける

まとめ

女性同士のセックスには、決まった形がありません。キス、手や口でのふれあい、からだを重ねること、どれも大切なセックスです。お互いに気持ちいいことを話しながら、ゆっくり進めてください。女性同士でも性感染症はうつるので、デンタルダムや指サック、グッズのコンドームで予防を。同時にイクことにこだわらず、ふたりの形を見つけていけばいいんです。

あなたたちらしい形を、ゆっくり見つけていってください。

出典

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