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美容医療の相談件数の推移(国民生活センター)

ロコ
ロコの結論
美容医療のトラブルの相談は、2024年度には1万件を超えました(国民生活センター)。2025年度は7,944件と減りましたが、それでも毎年数千件の相談が寄せられているんです。受ける前に、費用の総額と解約の条件を確かめておくことが、いちばんの予防になります。

脱毛、シミ取り、二重の手術。美容医療が身近になる一方で、「思っていたのと違った」「解約できない」というトラブルの話もよく聞きますよね。実際に、どのくらいの相談が寄せられているのでしょうか。国民生活センターが公表している数字をまとめました。

美容医療サービスの相談件数

全国の消費生活センターなどに寄せられた相談のうち、国民生活センターのデータベース(PIO-NET)に登録された件数です。

年度 相談件数
2023年度 6,281件
2024年度 10,744件
2025年度 7,944件
2026年度(5月31日まで) 735件(前年同期 910件)

2024年度は1万件を超え、2025年度は減ったものの、2023年度より多い水準でした。

数字の読み方

  • 相談の件数です。 被害の件数や、トラブルが起きた人の数そのものではありません。困っても相談しなかった人は入っていません。
  • 2026年5月31日現在の数字です。 あとから登録される相談もあるので、最近の年度の数字は増えることがあります。
  • 2026年度は年度の途中です。 2か月分の数字なので、ほかの年度と比べるときは前年同期の数字と比べてください。
  • 消費生活センターなどから国民生活センターに回された「経由相談」は含まれていない、と注記されています。

この数字から言えること・言えないこと

言えること 言えないこと
美容医療の相談は、毎年数千件から1万件ほど寄せられている 美容医療を受けた人のうち、何%がトラブルにあったか
2024年度に大きく増えた 増えた理由(数字だけでは分からない)
トラブルは珍しいことではない どの施術・どの医療機関が危ないか

相談の多い内容として注意されていること

国民生活センターや消費者庁は、美容医療について、次のようなことに注意を呼びかけています。

よくあるトラブル 予防のために
その日のうちに高額な契約をすすめられた その日に決めない。家に帰って考える
広告の値段と、実際の請求額が違った 費用の総額を書面で確かめる
解約したいのに応じてもらえない 解約の条件を契約前に確かめる
施術のあとに腫れ・痛み・やけどが出た 起こりうることの説明を受けてから決める

脱毛やシミ取りなど一部の美容医療は、期間が1か月を超え、金額が5万円を超える契約が、特定商取引法の「特定継続的役務提供」の対象になっています。法律で決められた書面を受け取ってから8日以内ならクーリング・オフでき、それを過ぎても途中で解約できます。くわしくは「美容医療の契約トラブル:クーリング・オフと途中の解約」へ。

困ったときは

困りごと 相談先
契約・解約・お金のトラブル 消費者ホットライン(188)
施術のあとの体の不調 施術を受けた医療機関・ほかの医療機関

数字の向こうには、一人ひとりの「困った」があります。受ける前に知っておけば防げるトラブルも多いので、読みものもあわせて確かめてください。

出典

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