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【年代・ライフステージ】60代からの恋愛・再婚、家族にどう話す?

ロコ
ロコの結論
60代になって、もう一度誰かと一緒に生きたいと思える人に出会えた。うれしい反面、子どもにどう話そうか、周りにどう思われるか、と悩みますよね。60代からの関係には、再婚だけでなく、事実婚や恋人のままといった形もあるんです。家族と話す前に、自分たちがどんな形を望むのかを整理しておくと、話しやすくなります。

夫を見送ってから5年。ひとりの生活にも慣れたころ、地域のサークルで知り合った人と、自然に会う回数が増えていった。一緒にいると心が落ち着く。でも、子どもたちに話したら、どんな顔をされるだろう。「お金目当てじゃないの」と言われたら、と思うと、なかなか言い出せない。そんなふうに迷っている人は少なくありません。

このページでは、60代から新しい恋愛や再婚を考えたときに、家族とどう向き合うかをまとめました。お金や相続の話は一般的な説明です。具体的なことは、弁護士や法テラスなどの専門家に相談してください。

60代からの関係の形

形 中身 考えたいこと
再婚(法律婚) 婚姻届を出して夫婦になる 相続・年金・名字などが変わる
事実婚 婚姻届を出さずに、夫婦として暮らす 法律上の扱いが法律婚とちがうことがある
別居婚・通い婚 籍を入れて、または入れずに、別々に暮らす 自分の生活を保ちやすい
恋人のまま 一緒に過ごす時間を大切にする 家族に説明しやすいこともある

どの形を選んでもかまいません。「再婚しなければ、ちゃんとした関係ではない」ということはないんです。ふたりが望む形を、話し合って決めてください。

家族に話す前に整理しておきたいこと

整理したいこと 例
どんな関係を望むか 再婚したいのか、恋人のままでいいのか
どこで暮らすか 一緒に暮らすのか、別々か
お金のこと 生活費をどう分けるか、財産をどうするか
介護のこと どちらかに介護が必要になったらどうするか
子どもに伝えたいこと 何を分かってほしいのか

自分たちの考えがまとまっていると、家族の質問にも落ち着いて答えられます。

子ども世代への伝え方

タイミング

タイミング 理由
関係が落ち着いてから 気持ちがかたまってから伝えると、話がぶれにくい
再婚などを決める前に 決めたあとより、相談の形のほうが受け止めやすい
ひとりずつ、または全員一緒に 家族の関係に合わせて

伝え方の例

  • 「実は、最近大切に思っている人がいるんだ」
  • 「お母さん(お父さん)のことを忘れたわけじゃないよ。でも、これからの人生を一緒に過ごしたい人ができたんだ」
  • 「まだ決めたわけじゃないけれど、あなたたちの気持ちも聞きたくて」
  • 「お金のことは、きちんと考えているから安心してほしい」

亡くなった配偶者のことを大切に思う気持ちと、新しい人を大切に思う気持ちは、両立できます。そのことを言葉にすると、子どもも受け止めやすくなることがあります。

子どもの側の受け止め方

このページは、親の新しい恋愛や再婚を知った子ども世代も読むかもしれません。

子どもが感じやすいこと 考え方
亡くなった親が忘れられるようでつらい 新しい人を大切にすることと、亡くなった人を忘れることは別
相手がどんな人か分からず不安 一度会って話してみる
お金や相続が心配 親に、どう考えているかを聞いてみる
親の恋愛を想像したくない 戸惑うのは自然なこと。すぐに受け入れなくてもいい

親が誰かと一緒にいることで、毎日が明るくなることもあります。戸惑う気持ちも大切にしながら、親の気持ちも聞いてみてください。

お金と相続のこと(一般論)

気をつけたいこと 中身
再婚すると相続の関係が変わる 法律婚の配偶者は相続人になる
事実婚は相続人にならない 法律上の配偶者でないため、遺言などで考える必要がある
年金のこと 再婚すると遺族年金が受け取れなくなることがある
財産を分けておく それぞれの財産と、ふたりの財産を分けて考える
遺言 自分の財産を誰にどう残すかを、元気なうちに考える

お金や相続の話は、家族との関係にも大きくかかわります。具体的なことは、弁護士・司法書士・税理士・年金事務所などに相談してください。法テラスでは、条件を満たせば無料の法律相談を受けられることがあります。

出会いの場での注意

60代以降の出会いでは、残念ながら、相手の寂しさにつけこむ詐欺もあります。

サイン 考えられること
会ったことがないのに、お金を貸してほしいと言われる ロマンス詐欺のおそれ
投資や副業の話を持ちかけられる 投資詐欺のおそれ
「家族には内緒に」と言われる 周りに相談させないため
急に結婚を急がせる 財産目当てのおそれ

お金の話が出たら、すぐに払わず、家族や警察、消費者ホットライン(188)に相談してください。

からだと性のこと

新しい相手との性的な関係では、久しぶりの不安や、からだの変化もあります。

  • 閉経後の腟の乾燥:「閉経のあとの腟の乾燥と、久しぶりの性行為」
  • 性感染症の予防:「60代からの性感染症」
  • 久しぶりのふれあい:セカンドバージンのページ

ふたりで決めておきたい暮らしのルール

一緒に過ごす時間が増えるほど、暮らしの小さなちがいが気になってきます。

決めておきたいこと 例
会う頻度・過ごし方 毎日会うのか、週末だけか
ひとりの時間 趣味や友だちとの時間を大切にする
家事の分担 一緒に暮らすなら、どう分けるか
病気のとき 入院や手術のとき、誰が付きそうか
連絡のとり方 急な体調の変化を、どう知らせ合うか

とくに病気や入院のときのことは、法律婚でないと、病院での説明や手続きで家族として扱われにくいこともあります。いざというときに困らないよう、元気なうちに話し合っておくと安心です。

よくある疑問

周りに「いい年をして」と言われそうで怖い

何歳になっても、人を大切に思う気持ちは自然なものです。周りの声より、自分たちが心地よく過ごせるかを大切にしてください。

子どもに反対された

すぐに分かり合えなくても、時間をかけて話すことで、気持ちが変わることもあります。反対の理由がお金のことなら、専門家に入ってもらって整理するのもひとつの方法です。

相手の家族とどうつき合えばいい?

無理に家族のようにつき合う必要はありません。お互いの家族との距離のとり方も、ふたりで話し合って決めてください。

亡くなった配偶者の家族にはどう伝える?

伝えるかどうか、いつ伝えるかは、それまでの関係によってちがいます。無理に伝える必要はありませんが、つき合いが続いている場合は、落ち着いた時期に、感謝の気持ちと一緒に伝える人もいます。

相談できるところ

悩み 相談先
相続・遺言・事実婚の法律のこと 法テラス・弁護士会の法律相談・司法書士
年金のこと 年金事務所
お金をだまし取られたかも 消費者ホットライン(188)・警察(#9110)
気持ちや家族関係の悩み カウンセリング・自治体の相談窓口

まとめ

60代からの恋愛や再婚には、再婚・事実婚・別居婚・恋人のままなど、いろいろな形があります。家族に話す前に、自分たちが望む関係の形やお金のことを整理しておくと、話しやすくなります。亡くなった人を大切に思う気持ちと、新しい人を大切に思う気持ちは両立できます。お金や相続は専門家に相談し、お金の話が出る出会いには気をつけてください。新しい関係は、人生の後半を豊かにしてくれるものです。

出典

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