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【女性のからだ】性欲が生理周期で変わるのはなぜ?

ロコ
ロコの結論
同じ相手なのに、すごくしたい日と、まったくその気になれない日がありますよね。女性ホルモンの量は月経の周期の中で上下するので、性欲や気分も変わりやすいと言われているんです。高まる時期・落ちる時期には個人差があり、まったく変わらない人もいます。

先週はあんなに気分が乗っていたのに、今週はぜんぜんその気になれない。パートナーに誘われても、なんだか面倒に感じてしまう。逆に、理由もなく人肌恋しくなる日もある。そんな気持ちの波に、自分でも戸惑うことってありますよね。

「気分屋だと思われたくない」「相手に申し訳ない」と、波があることそのものを責めてしまう人もいます。でも、性欲が一定ではないのは、ごく自然なことなんです。女性の場合、その波の一部には、月経の周期とともに変わるホルモンが関わっていると考えられています。

このページでは、周期の中でよく言われる変化と、自分の波を知る方法、パートナーとの付き合い方をまとめました。

なぜ周期で変わるの?

月経の周期の中では、卵巣から出る女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)の量が、上がったり下がったりしています。このホルモンの変化が、からだの調子だけでなく、気分や性的な気持ちにも影響すると言われているんです。

ホルモン 多くなる時期 言われている影響
エストロゲン 月経のあと〜排卵のころ 気分が上向きやすい・肌の調子がよくなる・潤いが増える
プロゲステロン 排卵のあと〜月経前 眠気・むくみ・気分の落ち込みが出る人もいる

ただ、ホルモンだけで気持ちが決まるわけではありません。睡眠や疲れ、ストレス、相手との関係など、いろいろなことが重なって、その日の気持ちができあがっています。

周期とよく言われる変化

時期 よく言われること
月経中 だるさや痛みで、気持ちが向きにくい人が多い。一方で、高まると感じる人もいる
月経のあと〜排卵のころ 気分が上向きやすく、性欲が高まると感じる人がいる
排卵のあと 落ち着いてくる人、まだ高い人とさまざま
月経前 イライラ・落ち込み・むくみで、気持ちが向きにくい人がいる

排卵のころに高まると言われる理由

排卵のころは、妊娠しやすい時期でもあります。この時期に性欲が高まりやすいのは、からだのしくみとして説明されることがあります。ただ、これはあくまで「そう感じる人がいる」という話です。まったく変化を感じない人もたくさんいます。

この時期は妊娠しやすいので、妊娠を望まないなら避妊をいつも以上にしっかり、という意味でも覚えておきたいポイントです。

月経前に気持ちが向かない理由

月経前は、月経前症候群(PMS)と呼ばれる不調が出やすい時期です。イライラ、落ち込み、胸の張り、むくみ、眠気。からだも気持ちも余裕がないと、性的な気分になりにくいのは自然なことですよね。

月経中はどう?

痛みやだるさで「それどころじゃない」という人が多い一方、月経中のほうが高まると感じる人もいます。月経中に性行為をするかどうかは、2人の気持ち次第です。する場合は、感染症を防ぐためにもコンドームを使い、タオルを敷くなどの工夫をする人が多いです。

自分の波を知る

月経の記録アプリなどに、その日の気分や性欲を一言メモしておくと、自分の波が見えてきます。パートナーに「この時期は疲れやすい」と伝える材料にもなります。

記録すること 例
月経の始まった日 アプリで自動的に周期が出る
気分 ◎・○・△・× などの記号でもいい
性的な気持ち したい・どちらでもない・したくない
からだの調子 眠い・むくむ・痛い

2〜3か月続けると、「月経前の1週間は気持ちが向かない」「月経のあと数日は元気」といった、自分だけのパターンが見えてくることがあります。パターンが分かると、「今は向かない時期だから」と自分を責めずにすむんです。

パートナーとの付き合い方

周期による波があると分かっていても、パートナーとの間で気まずくなることはありますよね。誘われて断ると、相手ががっかりするのが分かるから、断りづらい。そんな悩みもよく聞きます。

工夫 例
波を共有する 「この時期は気持ちが向きにくいんだ」と前もって伝える
断り方を決めておく 「今日は無理だけど、くっつくのはいいよ」
誘いやすい時期を伝える 「月経のあとのほうが元気かも」
性行為以外のふれあい ハグやマッサージで距離を保つ

「今日はしたくない」は、相手を拒否しているのではなく、からだと気持ちのタイミングの話です。そう伝えるだけで、相手の受け止め方も変わります。

男性に知っておいてほしいこと

パートナーの性欲に波があるのは、あなたのことが嫌いになったからとは限りません。周期の中で、からだも気持ちも変わっていくものなんです。

  • 断られても、すぐに「冷めた」と決めつけない
  • 月経前や月経中は、からだを気づかう言葉を
  • 誘うときは、相手の体調を聞いてから

周期を知って寄りそうことで、2人の間の「すれ違い」はずいぶん減らせます。

ピルを飲んでいるときは

低用量ピルを飲んでいると、排卵が抑えられるため、ホルモンの波がなだらかになります。そのため、周期による性欲の変化を感じにくくなる人もいます。気になる変化がある場合は「ピルと性欲の関係は?」も読んでみてください。

気になるとき

気分の落ち込みが強く、生活に困るほどのときは、婦人科で相談できます。

こんなとき 相談の目安
月経前の落ち込みがとても強い 婦人科。治療で軽くなることがある
ずっと性欲がわかない 体調・薬・ホルモンの変化がないか相談する
気分の波で人間関係に困っている 婦人科やカウンセリング

よくある疑問

周期で変わらないのはおかしい?

おかしくありません。周期による変化をほとんど感じない人もたくさんいます。

排卵のころに高まるなら、その時期は避妊しなくていい?

逆です。排卵のころは妊娠しやすい時期なので、妊娠を望まないなら避妊が欠かせません。

年齢で変わる?

年齢とともに、ホルモンの量や周期の安定度が変わり、性欲の波の出方が変わる人もいます。更年期のころには、全体として性欲が下がったと感じる人もいます。

周期以外で性欲が変わること

周期の波は、性欲を動かすことの「ひとつ」にすぎません。ほかにも、気持ちの向き方を変えることはたくさんあります。

こと 例
睡眠・疲れ 寝不足が続くと、どの時期でも気持ちが向きにくい
ストレス 仕事・家族・お金のことで頭がいっぱい
関係の状態 けんかのあと、すれ違いが続いている
環境 家族が近くにいる、プライベートな時間がない
自分への気持ち からだに自信がない、疲れた顔を見られたくない
薬・体調 一部の薬、病気、産後・授乳中

「周期のせいだと思っていたけれど、じつは寝不足だった」ということもよくあります。記録をつけるときに、睡眠時間や忙しさも一緒にメモしておくと、波の理由が見えやすくなります。

自分のための「高まる時間」

性欲が高まる時期を、必ずしもパートナーとの性行為に使わなくてもいいんです。ひとりでリラックスする、好きな下着をつける、自分のからだをいたわる。自分のために使う時間にしてもかまいません。

自分の性欲を、相手に合わせるためだけのものではなく、自分の一部として受け止める。そう考えると、波があることも少し楽しめるようになるかもしれません。

波があるのは、からだが正直に動いている証拠でもあります。

パートナーにも波がある

女性だけでなく、男性の性欲にも、疲れや季節、仕事の忙しさによる波があります。お互いの波を知っておくと、すれ違いを責め合わずにすみます。

まとめ

性欲が月経の周期で変わるのは、女性ホルモンの量が上下していることと関係があると言われています。高まる時期も、落ちる時期も、人によって違うし、変わらない人もいる。記録をつけて自分の波を知り、パートナーとも共有しておく。波があることを責めずに、うまく付き合っていけばいいんです。

出典

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