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心どちらにも

【心と性】体型が気になりすぎてつらいとき

ロコ
ロコの結論
体型のことが頭から離れなくて、食べることがこわい、またはやめられない。そんな状態がつらく続いているなら、ひとりで何とかしようとしなくていいんです。摂食障害などの病気のこともあり、相談できる場所があります。

鏡を見るたびに、太っている気がして落ちこむ。食べたあとに罪悪感でいっぱいになる。体重計の数字で、その日の気分が決まってしまう。好きな人にどう見られるかが気になって、デートの前は食べられない。体型のことで、毎日の生活がしんどくなっている人は少なくありません。

こんな状態が続いていないか

状態
体型や体重のことが、一日の多くの時間、頭から離れない
食べることがこわい・食べたあとに強い罪悪感がある
食べるのをやめられないことがある
体重の数字で、気分や自分の価値が決まるように感じる
体型のことで、人と会う・外出するのを避ける
生理が止まった・体調が悪い

いくつか当てはまって、つらさが続いているなら、相談してほしい状態です。

心とからだの病気のこともある

考えられること 相談先
摂食障害 精神科・心療内科・摂食障害の専門の窓口
身体醜形障害(見た目へのとらわれ) 精神科・心療内科
うつ状態 精神科・心療内科
からだの病気 内科・婦人科

摂食障害は、心とからだの両方に関わる病気で、治療を受けられます。摂食障害全国支援センター(国立精神・神経医療研究センター)では、相談先などの情報を案内しています。

見た目へのとらわれについては「見た目が気になって外に出られない:醜形恐怖症とは」に。

やせることを勧める情報から距離を置く

情報 考え方
SNSのやせた体の写真 加工・角度・照明で作られていることが多い
「〇日で〇kg」 からだに負担のかかる方法のことも
やせる注射・飲み薬の広告 美容目的の使用は承認された使い方ではない
まわりの人の体型の話 自分と比べなくていい

やせる薬については「『やせる注射・飲み薬』(GLP-1)を美容目的で使う危険」に、SNSとの付き合い方は「SNSの加工写真と比べてしまう」に。

パートナーとの関係で

場面 考え方
パートナーに体型のことを言われた 傷ついたなら伝えていい。くり返されるなら関係の問題でもある
パートナーにどう見られているか不安で食べられない 相手に気持ちを話してみる。ひとりで抱えない
明るいところで体を見られたくない 照明を落とすなどの工夫はごく普通のこと

見た目を否定され続けるときは「パートナーに見た目を否定され続けるとき」に、見られたくない気持ちは「明るいところで肌や体型を見られたくない」に。

まわりの人ができること

できること 避けたいこと
体型ではなく、本人のつらさを聞く 体型や食べる量について言う
相談先を一緒に探す 「もっと食べなよ」「食べすぎ」と責める
自分も相談する ひとりで支えようとする

家族やパートナーが相談できる窓口もあります。

気持ちがとてもつらいとき

消えてしまいたいと思うほどつらいときは、すぐに相談してください。

相談先 中身
厚生労働省「まもろうよ こころ」 電話・SNSの相談窓口の案内
精神科・心療内科 治療
救急 からだの状態が悪いとき

体重の数字との付き合い方

体重計の数字は、からだの状態を知るためのひとつの目安ですが、毎日のように数字に気持ちが左右されてしまうなら、数字との距離を考えてもいいかもしれません。

体重は、1日の中でも、食事・水分・トイレ・生理周期などで変わります。数字が少し増えたからといって、からだが大きく変わったわけではありません。それでも数字を見るたびに落ちこむなら、体重計に乗る回数を減らす、しまっておく、といった工夫をしている人もいます。

体重や体型のことを相談するときは、医療機関では、体重の数字だけでなく、からだと気持ちの両方の状態を見てもらえます。

パートナーと食事をするときのつらさ

つらさ できること
デートの食事で、食べる量を見られている気がする 量は自分で決めていい
食べたあとに罪悪感が強い その気持ちを信頼できる人に話す
相手に体型のことを言われる 傷ついたなら伝えていい
食事の場を避けてしまう 食事以外のデートを提案するのもひとつ

食事が楽しくない時期が続くなら、ひとりで抱えずに相談してください。

からだのサインに気づく

サイン 相談先
生理が止まった・不順になった 婦人科
めまい・動悸・疲れやすい 内科
髪が抜ける・肌が乾燥する 内科・皮膚科
吐く・下剤を使う 精神科・心療内科・内科

からだのサインは、心のつらさが限界に近づいていることを教えてくれることもあります。

「体型のことしか考えられない」とき

体型や体重のことは、多くの人が多少は気にしているものです。でも、そのことが一日中頭から離れない、食事のたびに罪悪感がある、体型のことで人と会うのを避けている、という状態が続いているなら、気持ちがとても疲れているサインかもしれません。

体型の悩みは、見た目の問題だけでなく、心やからだの健康と深く結びついています。無理な食事制限や、食べたあとに吐く、下剤を使う、といった行動は、からだに大きな負担をかけます。そうした行動が止められないときは、摂食障害という病気のこともあり、早めに相談することが大切です。

このサイトの美容の記事には、体型や見た目を整える情報も書いていますが、読んでいてつらくなるときは、読むのをやめて、からだと気持ちを休めることを優先してください。

相談先の例

相談先 中身
かかりつけ医・内科 からだの状態を見てもらう
精神科・心療内科 気持ちのつらさ・食べ方の悩み
保健所・精神保健福祉センター 相談窓口の案内
摂食障害の支援団体 当事者・家族の相談

まわりの言葉に振り回されないために

言葉の例 考え方
「やせたね」 ほめ言葉のつもりでも、苦しくなることがある
「太った?」 相手の言葉で、自分の価値は決まらない
「もっと食べなよ」 食べる量は自分で決めていい

体型のことを言われるのがつらいなら、「体型の話はしないでほしい」と伝えていいことです。

よくある疑問

病院に行くほどではない気がする

つらさが続いているなら、相談していい悩みです。病気かどうかは、相談しながら一緒に考えてもらえます。

男性でもなる?

摂食障害や体型へのとらわれは、男性にも起きます。

美容のサイトでこの話を読むのは変?

美容は、自分の気持ちを軽くするためのものです。体型のことで苦しくなっているなら、その苦しさを先に大事にしてほしいと考えています。

家族やパートナーに知られたくない

相談窓口では、秘密を守ってもらえることが多いです。まずは自分だけで相談するところから始めてもいいです。

美容の記事を読むとつらくなる

つらくなるときは、読むのをやめていいです。からだと気持ちが落ち着いてから、必要な情報だけを選んでください。

パートナーに体型のことを言われて、食事がこわくなった

その言葉がどれほどつらかったかを、伝えていいです。食事がこわい状態が続くなら、ひとりで抱えずに医療機関や相談窓口で話してください。

相談できるところ

悩み 相談先
食べること・体型のことでつらい 精神科・心療内科・摂食障害全国支援センターの案内
気持ちがとてもつらい 「まもろうよ こころ」の相談窓口・救急
生理が止まった・体調が悪い 婦人科・内科

体型のことでつらい気持ちは、我慢するものではありません。相談できる場所があることを、覚えておいてください。

出典

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