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【心と性】ルッキズムとは?見た目で判断されるしんどさ

ロコ
ロコの結論
「もっとやせたらモテるのに」「その顔じゃ」。見た目で判断されたり、決めつけられたりして、しんどくなったことはありませんか。見た目で人の価値を決める考え方を「ルッキズム」と言います。きれいになりたい気持ちと、見た目で人を測ることは、別のものなんです。

合コンで「顔はかわいいのに、太ってるのがもったいない」と言われた。職場で、見た目のいい同僚ばかりが前に出される。親に「その顔で結婚できるの」と言われ続けてきた。見た目のことで、自分の価値まで決められたように感じたことがある人は多いと思います。

ルッキズムとは

ルッキズムは、見た目(顔・体型・肌・髪・年齢の見え方など)によって、人の価値や扱いを決める考え方や態度のことです。外見至上主義と訳されることもあります。

例 中身
見た目で能力を決めつける 「太っているから自己管理ができない」
見た目で扱いを変える 見た目のいい人だけを優遇する
見た目をからかう 体型・顔・髪の薄さなどをネタにする
見た目を「直せ」と言う 頼まれていないのに、やせろ・整形しろと言う

恋愛の中のルッキズム

よくあること 考え方
見た目の条件でしか相手を見ない 一緒にいて心地いいかは、見た目だけで決まらない
パートナーの見た目を否定し続ける 関係を傷つける
「異性として魅力的か」を見た目だけで決めつけられる 魅力は見た目だけではない

ロコペリでは、美容を「異性として魅力的になる方法」として扱っていますが、それは見た目をよくしたい人のための情報で、見た目で人の価値が決まるという意味ではありません。

きれいになりたい気持ちとの付き合い方

気持ち 考え方
見た目をよくしたい 自分のために楽しむなら、それでいい
見た目を変えないと愛されない気がする その考え方自体が苦しさのもとかもしれない
人に言われたから変えたい 自分がどうしたいかを考える

美容や美容医療は、自分の気持ちが軽くなるなら、使っていいものです。でも、誰かの言葉に追いつめられて選ぶものではありません。

言われて傷ついたとき

すること 例
傷ついたと伝える 「その言い方は傷つく」
距離をとる くり返し言う人とは会う回数を減らす
信頼できる人に話す ひとりで抱えない
気持ちがつらいときは相談する 心療内科・相談窓口

パートナーから見た目を否定され続けるときは「パートナーに見た目を否定され続けるとき」に。

自分が言ってしまわないために

言いがちなこと 言いかえ
「やせたらいいのに」 言わない(頼まれていないなら)
「老けたね」 言わない
見た目をネタにしたからかい しない
褒めるときも外見だけ 行動や人柄も伝える

褒め言葉でも、見た目のことばかり言われると負担になる人もいます。

見た目で判断されるしんどさが続くとき

見た目のことで、自分には価値がないと感じる、外に出られない、などのときは、心のケアを考えてください。「見た目が気になって外に出られない:醜形恐怖症とは」「SNSの加工写真と比べてしまう」も読んでみてください。

美容のページが、ルッキズムを強めないために

ロコペリでは、美容の記事を「異性として魅力的になる方法」として書いています。見た目をよくしたいと思う人にとって、役に立つ情報を届けたいからです。ただ、美容の情報は、使い方によっては「このままの自分ではだめだ」という気持ちを強めてしまうこともあります。

だからこそ、どの記事でも、効果を言い切らないこと、あおらないこと、費用やリスクを先に書くことを大事にしています。美容は、自分の気持ちが軽くなるなら使っていいもので、使わなくてもいいものです。読んでいて苦しくなったら、いったんページを閉じて、見た目以外のことで自分が好きなところを思い出してみてください。

見た目で判断されやすい場面と、できること

場面 よくあること できること
恋愛・マッチングアプリ 写真だけで判断される 会ったときの印象・会話で変わることも多い
職場 見た目で役割を決められる 違和感があれば相談窓口へ
家族 体型や結婚のことを言われる 聞き流す・距離をとる・はっきり伝える
友だち 冗談としていじられる 「それは嫌だ」と伝えていい
SNS 外見へのコメント ブロック・ミュート・通報

見た目で傷つけられた経験は、時間がたっても残ることがあります。誰かに話すだけで、少し軽くなることもあります。

自分の中のルッキズムに気づく

ルッキズムは、ほかの人から向けられるものだけではありません。自分自身が、自分や他人を見た目で判断していることに気づくこともあります。

気づきのきっかけ 例
自分の見た目を責める言葉が多い 「こんな顔だから」「太っているから」
人を見た目で決めつけている 「あの人はきれいだから性格もいいはず」
見た目のいい人と比べて落ちこむ SNSを見たあと

気づいたときに、少し立ち止まって考えるだけでも、見た目にしばられる気持ちがゆるんでいきます。

恋愛や性の場面で、見た目にしばられないために

恋愛や性の場面では、見た目が特に気になりやすいものです。マッチングアプリでは写真で選ばれ、初めてのデートでは第一印象が気になり、ふれ合うときにはからだを見られることが気になる。見た目を意識する機会が、ほかの場面よりずっと多いのです。

でも、関係が深まっていくにつれて、相手が大事にするのは、一緒にいて楽しいか、安心できるか、気持ちが通じ合うか、ということに変わっていくことが多いです。見た目は、出会いのきっかけにはなっても、関係を続けていく理由のすべてではありません。

自分の見た目に自信が持てないときは、見た目以外の、自分が相手に渡せるものを思い出してみてください。話を聞くこと、笑わせること、気づかうこと。そうしたものも、立派な魅力です。

見た目について話すときの言葉

傷つけやすい言葉 言いかえの例
「太った?」 言わない。体調が心配なら「最近疲れてない?」
「もっとやせたら?」 言わない
「その服似合わない」 「こっちの色も似合いそう」
「前のほうがよかった」 言わない

自分を責める言葉に気づいたら

気づいたときにできること
その言葉を、友だちに言うかどうか考える
見た目以外の自分の良さを思い出す
少し時間をおいて、気持ちが落ち着くのを待つ

よくある疑問

美容に関心を持つのはルッキズム?

自分が楽しむために美容に関心を持つことは、ルッキズムとは別のことです。見た目で人の価値を決めたり、押しつけたりすることが問題です。

見た目を褒めるのもだめ?

相手がうれしいなら問題ありません。ただ、外見ばかりを評価されると、しんどくなる人もいます。

職場で見た目で差別された

内容によっては、職場の相談窓口や、労働局などに相談できます。

見た目をよくしたいと思うのは、ルッキズムに負けていること?

そう考えなくて大丈夫です。自分のために、楽しみながら見た目を整えることは、自分を大切にすることのひとつです。苦しくなるほど追いつめられているときは、立ち止まってください。

子どものころの見た目のからかいを、いまも思い出してつらい

昔の経験が、いまの自己評価に影響していることはよくあります。カウンセリングで話すと、整理できることもあります。

好きな人の見た目にこだわってしまう自分がいやだ

見た目にひかれるのは自然なことです。そのうえで、相手の見た目以外のところにも目を向けてみると、新しい魅力に気づくこともあります。

相談できるところ

悩み 相談先
見た目のことで気持ちがつらい 心療内科・「まもろうよ こころ」
パートナーからの否定が続く 配偶者暴力相談支援センター(モラハラも相談できる)

見た目をよくしたい気持ちと、見た目で人の価値を決めることは別です。誰かに言われたからではなく、自分がそうしたいと思える美容を選んでください。

出典

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