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【男性のからだと心】男性器のにおいが気になるとき

ロコ
ロコの結論
自分のにおいが気になる、パートナーに言われてショックだった。男性器のにおいは、汗や皮脂、恥垢がたまることで強くなりやすいものなんです。毎日のやさしい洗い方で、かなり変わります。それでも強いにおいやかゆみ、うみが出るときは、病気のこともあるので泌尿器科で相談してください。

一日の終わりに、自分のにおいが気になる。セックスの前に、相手に嫌な思いをさせないか心配になる。パートナーに「ちょっとにおうかも」と言われて、恥ずかしくてたまらなかった。男性器のにおいは、人に相談しにくい悩みのひとつです。

このページでは、男性器のにおいの原因と、ふだんのケアをまとめました。

においの原因

原因 中身
汗・皮脂 股間は汗をかきやすく、蒸れやすい
恥垢(ちこう) 皮脂や古い皮膚、尿などがたまった白っぽいかす
包皮の内側 包皮をむかずに洗うと、汚れが残りやすい
尿 下着についた尿のにおい
下着・服 通気性が悪いと蒸れやすい
病気 炎症や性感染症で、においが強くなることも

においがまったくない人はいません。少しのにおいは自然なことで、「無臭でなければいけない」と思わなくて大丈夫です。気になるのは、汚れがたまって、においが強くなっているときです。

ふだんの洗い方

ポイント 中身
包皮をやさしくむく 無理のない範囲でむいて、亀頭とくびれを洗う
泡でやさしく せっけんをよく泡立てて、手でなでるように
ごしごしこすらない 皮膚や粘膜を傷める
よく流す せっけんが残ると、かぶれの原因に
包皮を戻す 洗ったあとは包皮をもとに戻す
よく乾かす 蒸れを防ぐ
陰のう・足のつけ根も 汗がたまりやすい場所

亀頭のくびれ(カリの下)には、恥垢がたまりやすいです。ここをやさしく洗うだけで、においはかなり変わります。

包皮が全部むけない、むくと痛いという人は、無理にむかないでください。くわしくは「包茎は手術が必要?仮性・真性・カントンの違い」に。

洗いすぎにも注意

洗いすぎると 起こりやすいこと
1日に何回もせっけんで洗う 乾燥・かゆみ・赤み
強い洗浄剤を使う 粘膜がかぶれる
アルコールでふく しみる・荒れる

せっけんで洗うのは1日1回くらいで十分です。気になるときは、お湯で流すだけでもかまいません。

下着と生活の工夫

工夫 ポイント
通気性のいい下着 綿など、蒸れにくい素材
きつすぎないサイズ 締めつけは蒸れの原因に
汗をかいたら着替える 運動のあとなど
排尿のあとに軽くふく 下着につく尿を減らす

セックスの前のケア

すること ポイント
シャワーを浴びる ふたりで浴びるのもひとつの方法
包皮の内側も洗う いちばん大事なところ
歯みがき・体全体も においは股間だけではない
香りの強いもので隠さない かえって気になることも

セックスの前にシャワーを浴びるのは、お互いへの思いやりでもあります。「先にシャワー浴びようか」と自然に誘えるといいですね。口でのふれあいをするときは、とくに清潔にしておきたいところです。

病気のサインかもしれないとき

こんなとき 考えられること
洗ってもすぐ強くにおう 炎症・感染症
亀頭や包皮が赤い・かゆい・ただれる 亀頭包皮炎など
尿道からうみが出る 淋菌・クラミジアなどの性感染症
排尿のときに痛い 性感染症など
できもの・いぼがある 性感染症など

こんな症状があるときは、においのケアだけで済ませず、泌尿器科で相談してください。性感染症は、パートナーにうつしてしまうこともあります。

パートナーに言われたとき

気持ち 考え方
ショックで落ち込む 言いにくいことを伝えてくれた、と受け止める
恥ずかしい 洗い方を変えれば変わることが多い
次が怖い シャワーを一緒に、など流れを決めておく

においは、本人がいちばん気づきにくいものです。言ってもらえたことで、改善のきっかけになります。

年代やからだの変化とにおい

こんなとき においが変わる理由
夏・運動のあと 汗が増え、蒸れやすい
仕事で長時間座る 股間が蒸れやすい
年齢を重ねて 尿もれ・残尿で下着が汚れやすくなることも
体重が増えた 肌が重なり、汗がたまりやすい

排尿のあと、下着に数滴の尿がつく「排尿後のちょい漏れ」は、多くの男性にあることです。排尿のあとに、ペニスのつけ根から先へ軽くしぼるようにすると減らせることがあります。気になるときは泌尿器科で相談できます。

口でのふれあいの前に

口でのふれあい(オーラルセックス)をするときは、相手がにおいを強く感じやすい距離になります。

すること ポイント
直前にシャワー 包皮の内側まで
相手にも伝える 「シャワー浴びてからにするね」
コンドームを使う 性感染症の予防にも、においが気になりにくくもなる
相手が苦手なら無理強いしない 口でのふれあいは、しなければいけないものではない

くわしくは「口でふれ合うときの基本と、苦手なとき」に。

自分では気づきにくいにおい

気づきにくい理由 できること
自分のにおいには慣れてしまう 毎日の洗い方を習慣にする
下着についたにおい こまめに替える。洗濯のしかたを見直す
体全体のにおい 汗・口・足のにおいもケアする

よくある疑問

包茎だとにおいやすい?

包皮の内側に汚れがたまりやすいので、においやすいことはあります。包皮をむいて洗える人は、毎日やさしく洗えば十分です。

香水やデオドラントを使っていい?

粘膜には使わないでください。かぶれることがあります。

精液のにおいが気になる

精液には独特のにおいがあり、それ自体は自然なことです。いつもとちがう強いにおいや色があるときは、泌尿器科で相談してください。

恥垢がたまりやすい体質?

包皮の長さや、皮脂の多さで、たまりやすさは人によってちがいます。毎日やさしく洗えば、多くの場合は十分です。

陰毛を処理すると、においは減る?

陰毛を短く整えると、蒸れにくくなって、においが気になりにくくなる人もいます。処理するときは、肌を傷つけないように気をつけてください。くわしくは「アンダーヘア(VIO)は処理しないといけない?」に。

相談できるところ

悩み 相談先
かゆみ・赤み・うみ・痛み 泌尿器科・皮膚科
性感染症が心配 泌尿器科・保健所
包茎のこと 泌尿器科

このページのポイント

  • においの主な原因は、汗・皮脂・恥垢・包皮の内側の汚れ
  • 包皮を無理なくむいて、泡でやさしく洗い、よく乾かす
  • 洗いすぎ・強い洗浄剤・アルコールは避ける
  • 洗ってもすぐにおう、かゆみ・うみがあるときは泌尿器科へ

まとめ

男性器のにおいは、汗や皮脂、恥垢がたまることで強くなります。包皮を無理のない範囲でむいて、泡でやさしく洗い、よく流して乾かす。それだけで、かなり変わります。洗いすぎにも気をつけてください。洗ってもすぐにおう、かゆみやうみがある、というときは病気のこともあるので、泌尿器科で相談してください。

においのケアは、自分のためでもあり、パートナーへの思いやりでもあります。

不安なことは、泌尿器科で気軽に相談してかまいません。

出典

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