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【男性のからだと心】男性の体臭・加齢臭はどこから?

ロコ
ロコの結論
自分のにおいは、自分では気づきにくいものなんです。男性の体臭には、汗、わき、皮脂、頭皮、口、足など、いろいろな出どころがあって、それぞれ対策が違います。においの出どころを知って、洗い方と服を見直すだけで変わることが多いです。

朝の満員電車で、自分のにおいが気になる。彼女に「ちょっと汗くさいかも」と言われてショックを受けた。40代になって、枕のにおいが変わった気がする。体のにおいは、本人が気づきにくく、人からは指摘しにくい。だからこそ、自分で知っておくと安心です。

においの出どころ

出どころ においの特徴 主な原因
汗 すっぱいにおい 汗が皮膚の菌に分解される
わき 独特のにおい アポクリン汗腺の汗。体質(わきが)のことも
皮脂 あぶらっぽいにおい 皮脂が酸化する
加齢臭と呼ばれるにおい 古い油のようなにおい 年齢とともに皮脂の成分が変わることが関係すると言われる
頭皮 あぶらっぽい・むわっとするにおい 皮脂・汗・生乾き
口 口臭 舌の汚れ・歯周病など
足 蒸れたにおい 汗と菌・靴の蒸れ

わきのにおいは「わきのにおい・わきがとは?受診の目安と治療」、口のにおいは「口臭が気になる:キスの前にできること」に書いています。

加齢臭と呼ばれるにおい

加齢臭は、年齢とともに皮脂の成分が変わり、酸化したにおいが出ると説明されることが多いです。耳のうしろ・首のうしろ・胸・背中など、皮脂の多いところから出やすいと言われます。男性だけでなく、女性にもあります。

対策

出どころ 対策
汗 汗をかいたらふく・着替える。通気性のいい服
わき 制汗剤・デオドラント。わき毛を短くする
皮脂・加齢臭 耳のうしろ・首・胸・背中を丁寧に洗う
頭皮 シャンプーで頭皮を洗う。すぐに乾かす
口 歯みがき・舌の清掃・歯科で歯周病のチェック
足 靴を毎日替える・靴下を替える・足の指の間を洗う

洗い方のポイント

ポイント 中身
耳のうしろ・首のうしろ 洗い忘れやすい
背中 ボディブラシやタオルで、こすりすぎない程度に
すすぎ 洗い残しはにおいのもと
毎日洗う 皮脂は毎日出る

服・寝具

もの ポイント
シャツ・インナー 汗をかいたら替える。生乾きにしない
洗濯 においが残る服は、洗い方を見直す
枕カバー・シーツ こまめに洗う。頭皮の皮脂がしみこむ
靴 毎日同じ靴をはかない

香水でごまかさない

においが気になるからと、香水をたくさんつけると、においが混ざってかえって強くなることがあります。体を清潔にしてから、少しだけ。香水のつけ方は「香水のつけ方:近づいたときに心地いい量」に。

自分では気づきにくい

自分のにおいは、鼻が慣れて分かりにくくなります。

確かめ方 ポイント
1日着たシャツ・枕カバーのにおい 自分のにおいの手がかり
信頼できる人に聞く パートナーや家族

パートナーに言われたとき

場面 考え方
においを指摘された ショックでも、相手は言いにくいことを伝えてくれた
責められているように感じた どこのにおいか、具体的に聞いてみる
一緒に対策する シャンプーや洗剤を見直す

逆に、相手のにおいを伝えたいときは「パートナーのムダ毛やにおい、どう伝える?」に。

受診の目安

こんなとき 相談先
わきのにおいが強い 皮膚科・形成外科
汗が多い 皮膚科
口臭が続く 歯科・内科
急ににおいが変わった 内科(病気が隠れていることも)

においと、ふたりの距離

においは、目に見えないぶん、相手との距離に大きく影響します。いい香りに感じるにおいは、相手をもっと近くに感じさせ、苦手なにおいは、無意識のうちに相手を遠ざけることがあります。好きな人と近くで過ごしたいなら、自分のにおいを知っておくことは、大切な準備です。

一方で、体のにおいを完全に消すことはできませんし、その必要もありません。パートナーのにおいが好き、落ち着く、という人も多くいます。大事なのは、汗や皮脂が時間とともに酸化した、いやなにおいを残さないことです。毎日洗う、服を替える、寝具を清潔にする。それだけで、体のにおいの多くは、気にならない程度におさまります。

年齢ごとに気をつけたいこと

年代 気をつけたいこと
20代 汗・わき・足のにおい。皮脂が多い
30代 頭皮のにおい・皮脂のにおい
40代以降 加齢臭と呼ばれるにおい・耳のうしろ・首
どの年代も 口臭・たばこ・服の生乾き

においの対策グッズの選び方

もの 選び方
制汗剤 汗をおさえる成分と、においをおさえる成分の両方が入ったもの
ボディソープ 洗いすぎない。皮脂の多いところを丁寧に
デオドラントシート 外出先で汗をふく
洗濯用の洗剤 においが残る服には、洗い方を見直す
消臭スプレー 靴・寝具に

においを強い香りでかくすのではなく、においのもとを減らす方向で選ぶのがポイントです。

においの悩みは、ひとりで抱えがち

体のにおいの悩みは、とても個人的なもので、友だちにも家族にも相談しにくいものです。自分では気づきにくいうえに、まわりの人もなかなか指摘してくれないため、「もしかして臭っているのでは」という不安だけが大きくなっていくこともあります。

不安が強くなると、人と近づくのを避けたり、香水を強くつけすぎたり、何度もシャワーを浴びたりすることもあります。でも、においの多くは、毎日の洗い方、服や寝具の清潔さ、汗のケアで、気にならない程度におさえられます。

それでも不安が消えないとき、においが強いと感じるときは、皮膚科で相談してみてください。わきがや多汗症など、治療の選択肢がある場合もあります。また、実際にはにおいがないのに、強く気になってしまう状態のこともあり、その場合は、気持ちのつらさを相談できる場所もあります。

部位ごとのにおいのケア

部位 ケアのポイント
頭皮 指の腹で頭皮を洗う。すぐに乾かす
耳のうしろ 洗い忘れやすい。皮脂がたまる
首・胸・背中 皮脂が多い。泡でしっかり
わき 汗をふく・制汗剤
足 指の間を洗う。靴を毎日替える
デリケートゾーン ぬるま湯でやさしく

一緒に暮らすパートナーとのこと

工夫
寝具・枕カバーをこまめに洗う
部屋の換気をする
においのことを、お互いに言いやすい雰囲気を作る

よくある疑問

食べものでにおいは変わる?

にんにく・お酒などで、一時的ににおいが変わることはあります。

たばこのにおいは?

たばこのにおいは、服・髪・口に残りやすく、気にする人も多いです。

女性にも加齢臭はある?

あります。年齢とともに皮脂の成分が変わるのは、男女どちらにも起きることです。

運動したあとのにおいが気になる

汗をかいたら、そのままにせず、ふくかシャワーを浴びて、服を替えてください。汗そのものより、時間がたった汗がにおいの原因になります。

パートナーのにおいが好きなのは変?

変ではありません。パートナーのにおいに安心する人はたくさんいます。

加齢臭対策のボディソープは効く?

においのもとになる皮脂を洗い流すのに役立つことがあります。ただ、ボディソープを変えるだけでなく、洗い残しやすい部位をしっかり洗うことのほうが大切です。

相談できるところ

悩み 相談先
わき・汗のにおい 皮膚科・形成外科
口臭 歯科
急なにおいの変化 内科

体のにおいは、出どころごとの対策で変わります。耳のうしろ・首・背中を洗い、服と枕カバーをこまめに替える。それだけでも、近くにいる人の印象は変わります。

出典

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