浮気・不倫

ホーム › 浮気・不倫

浮気・不倫どちらにも

【浮気・不倫】浮気を確かめたいときに、してはいけないこと

ロコ
ロコの結論
「浮気しているかもしれない」と思うと、スマホを見たい、どこにいるのか知りたい、という気持ちになりますよね。でも、確かめ方によっては、自分のほうが法律の問題を抱えてしまうことがあるんです。無断のログインやGPS、SNSでさらすことは、避けてください。事実を知りたいときは、弁護士への相談など、合法な方法があります。

最近、夫がスマホを手放さない。お風呂にまで持っていく。帰りが遅い日も増えた。もしかして、と思うと、夜も眠れない。寝ている間にスマホを見てしまおうか、こっそり位置が分かるアプリを入れてしまおうか。そんな考えが頭をよぎる人もいると思います。

このページでは、浮気を確かめたいときに、法律の問題になり得る行動と、その理由をまとめました。確かめる方法のやり方は書いていません。自分を守るための情報として読んでください。疑う気持ちを責めるページではありません。法律の話は一般的な説明です。具体的な事情は、弁護士や法テラスに相談してください。

してはいけないこと

行動 なぜ問題になり得るか
相手のIDとパスワードで、SNSやメールに無断でログインする 不正アクセス禁止法に触れるおそれがある
GPS機器やアプリで、相手の位置を無断で取得する ストーカー規制法の規制の対象になり得る
相手の持ち物に、無断でGPS機器を取り付ける 同上
盗聴器・隠しカメラをしかける プライバシーの侵害、場合によっては犯罪になるおそれ
浮気相手の名前や写真をSNSでさらす 名誉毀損・プライバシーの侵害になるおそれ
浮気相手の職場や家族に連絡する 名誉の問題や、脅しと受け取られるおそれ
浮気相手を呼び出して脅す・念書を書かせる 脅迫・強要になるおそれ

夫婦でも、無断のログインは問題になり得る

「夫婦なんだから、スマホを見るくらいいいでしょ」と思う人もいるかもしれません。でも、他人のIDとパスワードを使って、本人の許可なくSNSやメールのアカウントにログインすることは、不正アクセス禁止法で禁じられている行為にあたるおそれがあります。夫婦や恋人でも、例外ではないと考えられています。

GPSでの位置の取得も規制の対象に

2021年に改正されたストーカー規制法では、GPS機器などを使って、相手の承諾なく位置情報を取得することなどが、新たに規制の対象になりました。恋愛感情などから同じ相手にくり返すと、規制の対象になり得ます。

「証拠」になるとは限らない

違法になり得る方法で集めたものは、あとで証拠として使えるかどうかに問題が出ることがある、とも言われています。そして何より、自分のほうが責任を問われる立場になってしまうおそれがあるんです。

違法になり得る方法で確かめると 起こり得ること
相手に気づかれる 自分が責められる立場になる
法律の問題になる 自分が訴えられたり、罪に問われたりするおそれ
話し合いがこじれる 浮気の話ではなく、確かめ方の話になってしまう

合法に、事実を知るための方法

方法 中身
本人と話し合う 責めずに、気になっていることを伝えて聞く
自分の目で見たことを記録する 帰宅の時間、気になった言動などを、日付とともにメモする
弁護士に相談する どんな証拠が必要か、どう集めるのが適切かを聞ける
探偵業の届出をした業者に相談する 探偵業は、法律で届出が必要とされている

本人と話すとき

いきなり「浮気してるでしょ」と問いつめると、相手は否定するか、黙ってしまうことが多いものです。「最近、帰りが遅い日が多くて不安なんだ」と、自分の気持ちから伝えるほうが、話が進みやすくなります。話し方は「パートナーの不倫に気づいたら」にもまとめています。

探偵に相談するとき

探偵業を営むには、法律で公安委員会への届出が必要とされています。相談するときは、届出をしているか、料金がはっきりしているか、契約の内容を書面で説明してくれるかを確かめてください。高額な契約を急がせるところには注意が必要です。トラブルは消費者ホットライン(188)で相談できます。

自分の気持ちを守る

浮気を疑っているときは、気持ちが追いつめられて、普段ならしないことをしてしまいそうになります。

つらいとき できること
眠れない・食べられない 医療機関で相談する
頭から離れない 信頼できる友だちに話す
何度も確かめたくなる 確かめる時間を決めて、それ以外は考えない工夫を
怒りがおさまらない 行動する前に、一晩おく

確かめたい気持ちは、不安から来ています。不安を少しでも小さくするために、自分をいたわる時間をとってください。

暴力や監視がある関係なら

もし、相手から暴力をふるわれている、行動を監視されている、という場合は、浮気の問題とは別に、DVの相談ができます。配偶者暴力相談支援センターや、警察に相談してください。

確かめたあとのことも考えておく

浮気が事実だと分かったとき、自分はどうしたいのか。確かめる前に、少しだけ考えておくと、分かったときに慌てずにすみます。

分かったあとに選べること 中身
話し合って関係をやり直す ルールを決め直す・夫婦カウンセリング
しばらく距離をおく 別々に暮らす・考える時間をとる
慰謝料を求める 弁護士に相談して進める
離婚を考える お金と子どものことを整理する

どれを選んでも、間違いではありません。分かった直後に決めなくてもいいんです。

よくある疑問

相手のスマホがたまたま見えてしまった

偶然目に入ったことを、記録しておくこと自体は、責められるものではありません。ただ、それをきっかけに無断でログインしたり、操作したりするのは避けてください。

家族で使っているパソコンにログインしたままだった

共有のものであっても、他人のアカウントを勝手に操作すると問題になることがあります。どう扱うか迷うときは、弁護士に相談してください。

浮気が確実なら、相手をこらしめたい

気持ちは分かります。でも、さらす・脅す・職場に連絡する、といった行動は、自分が責任を問われるおそれがあります。慰謝料などを求めたいときは、弁護士を通すのが安心です。

浮気の証拠はどんなものが必要?

どんな記録が必要になるかは、慰謝料を求めるのか、離婚を考えるのかなど、目的によって変わります。自分で集める前に、弁護士に相談して確かめると、無理な方法をとらずにすみます。

相手に直接聞くのが怖い

聞くのが怖いのは、関係が変わってしまうかもしれないからですよね。ひとりで聞く自信がないときは、カウンセラーや弁護士に先に相談して、聞き方や、そのあとの選択肢を整理しておくと安心です。

相談できるところ

悩み 相談先
証拠の集め方・慰謝料・離婚 法テラス・弁護士会の法律相談
探偵との契約のトラブル 消費者ホットライン(188)
暴力・監視がある 配偶者暴力相談支援センター・警察(#9110)
気持ちのつらさが続く 心療内科・カウンセリング

まとめ

浮気を確かめたい気持ちは、不安から来る自然なものです。でも、他人のIDとパスワードでの無断のログイン、GPSでの無断の位置の取得、SNSでさらすこと、相手の職場への連絡などは、自分が法律の問題を抱えるおそれがあります。事実を知りたいときは、自分で見たことを記録し、弁護士に相談するなど、合法な方法を選んでください。不安なときほど、行動する前に一呼吸おくことが、自分を守ることにつながります。

出典

関連する記事

▶ 浮気・不倫のTOPに戻る