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【SM・ドミサブ】言葉責め・恥ずかしさの演出:言われたくない言葉を先に決める

ロコ
ロコの結論
言葉責めは、からだにふれなくても楽しめるソフトSMなんです。ただ、言葉は、からだの痛みより深く残ることがあります。容姿や過去、家族のことなど、本気で傷つく言葉は先に除いておく。終わったあとに「本心じゃないよ」と伝える。この2つで、安心して楽しめるようになります。

「恥ずかしいことを言われたい」「少しいじわるな言葉でどきどきしたい」。言葉責めは、道具も要らず、からだへの負担も少ないので、ソフトSMの入口として試す人も多いですよね。

でも、言葉は、ときにからだの痛みより深く刺さります。プレイのつもりで言った一言が、相手の古い傷に触れてしまうこともあるんです。このページでは、言葉責めを安心して楽しむための決めごとをまとめました。

言葉責めでよくあること

種類 例
お願い・命令 「〜して」「〜しなさい」
からかう 反応をからかう・わざと聞き返す
恥ずかしさの演出 いまの状況を言葉にする
呼び方 ふだんと違う呼び方をする
焦らす言葉 「まだだめ」

どれも、相手の反応を見ながら楽しむものです。言葉の強さは、ふたりで決めていいんです。

本気で傷つく言葉を先に除く

プレイの中でも、言われると本気で傷つく言葉があります。始める前に、お互いに伝え合っておきましょう。

傷つきやすい話題 例
容姿・体型 太っている・顔・胸の大きさ
性器のこと 形・におい・色
過去の恋愛・性経験 元恋人と比べる・経験の数
家族 親・子ども・きょうだい
仕事・学歴・お金 能力やお金を見下す
性的なつらい経験 過去の被害に触れる
差別にかかわる言葉 出身・性別・障害などをばかにする

「何を言われたらいやか」は人によって違います。相手にとっては何でもない言葉が、自分には刺さることもあります。遠慮せずに伝えてください。

言われたい言葉の伝え方

伝え方 例
好きな言葉の方向を伝える 「命令されるのは好き。悪口はいや」
例を出す 「〇〇って言われるとどきっとする」
強さを伝える 「いじわるくらい。ひどい言葉はいや」
その場で伝える合図 「それはいや」で、すぐにやめる

言葉責めをする側は、思いつきで新しい言葉を足さないようにしてください。慣れるまでは、決めた範囲の言葉だけで十分です。

言葉責めをする側が気をつけること

気をつけること 理由
相手の表情・声の変化を見る 楽しんでいるか、傷ついているかのサイン
本当の不満を混ぜない プレイの言葉に本音の悪口を入れると、関係が壊れる
人前で言わない ふたりきりの場だけのこと
録音・録画しない あとで聞くと、傷になることがある
日常に持ちこまない ふだんの会話で同じ言葉を使うと、モラハラになる

プレイの外で、相手をばかにする言葉や、見下す言葉が増えてきたら要注意です。それは言葉責めではなく、モラルハラスメント(言葉や態度による暴力)になります。

終わったあとのフォロー

言葉責めのあとは、言葉で包み直す時間をとってください。

  • 「さっきのは本心じゃないよ」
  • 「〇〇が好きだよ」
  • 「いやな言葉はなかった?」

言葉で責められた側は、頭では分かっていても、心がちくっとしていることがあります。言った側から先に、気持ちを確かめてください。終わったあとのケアは「アフターケアのしかた」にもまとめています。

言葉で気持ちを高めるのが好きなら

言葉責めのように強い言葉でなくても、言葉で気持ちを高める方法はいろいろあります。「言葉で気持ちを高める」も参考にしてください。

言葉の強さの段階

言葉にも、ソフトからハードまでの段階があります。

段階 例 気をつけること
軽い 「かわいいね」とからかう・お願いの形 ほとんどの人が受け止めやすい
中くらい 命令の形・恥ずかしさを言葉にする 事前に「言っていい言葉」を決める
強い 見下すような言葉・ののしる言葉 本気で傷つくことがある。慎重に

最初は軽い言葉から始めて、相手の反応を見ながら進めてください。強い言葉を使うほど、終わったあとのフォローを厚くする必要があります。

言葉が刺さってしまったとき

起こりうること どうするか
言われた言葉が頭から離れない 相手に伝える。言った側は謝って、次から使わない
自分に自信がなくなった プレイの言葉と、相手の本心は別だと確かめ合う
過去のつらい記憶がよみがえった すぐに止めて、落ち着くまでそばにいてもらう
相手がふだんも同じ言葉を使う 関係を見直すサイン

言葉の傷は、からだの傷より見えにくいものです。だからこそ、言葉で確かめ合う時間を大事にしてください。

言葉責めのあとの「言葉の振り返り」

振り返ること 例
うれしかった言葉 「あの言い方はどきっとした」
いやだった言葉 「あれは本気で傷ついた」
次に使いたい言葉 「次はこう言ってほしい」

言葉の好みは、話すほどはっきりしてきます。振り返りを重ねると、ふたりだけの言葉ができていきます。

よくある疑問

言葉責めで泣いてしまった

すぐにやめて、気持ちを確かめてください。泣いたことを責めないこと。どの言葉がつらかったかを、落ち着いてから聞けると、次から避けられます。

何を言えばいいか分からない

無理に言葉を考えなくていいんです。相手に「言ってほしい言葉」を教えてもらうのがいちばん確実です。

相手にひどい言葉を言われて傷ついた

プレイだったとしても、傷ついたことは伝えていいんです。決めていない言葉を言われたなら、なおさらです。くり返されるときは、関係を見直すサインです。

言葉責めをされたいけど、自分から頼むのが恥ずかしい

「たまに、ちょっといじわるな言い方をされるとどきっとする」くらいの伝え方で十分です。相手も、何を言えばいいかの手がかりになります。

言葉責めのつもりが、けんかになった

プレイの言葉と、本音の不満が混ざってしまったのかもしれません。プレイはいったんやめて、落ち着いて話し合ってください。

人前で、プレイの言葉をからかわれた

ふたりきりのときのことを人前で持ち出されるのは、約束違反です。いやだったことを伝えてください。

相談できるところ

悩み 相談先
ふだんから言葉で見下される DV相談窓口・配偶者暴力相談支援センター
言われた言葉が頭から離れない カウンセリング・心療内科
ふたりの話し合いがこじれる カウンセリング

言葉は、どきどきもくれるし、傷も残します。だからこそ、言っていい言葉を先に決めておくのがいちばんの安全なんです。

出典

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