【パートナーと関係】したい頻度が合わない

自分はもっとしたいのに、相手は月に一度で十分らしい。逆に、相手は毎日でもしたいようだけど、自分はそこまでの気持ちになれない。性行為の頻度がパートナーと合わないことは、多くのカップルが一度は経験する悩みです。
頻度が合わないと、誘う側は「求められていない」とさみしくなり、誘われる側は「応えなきゃ」とプレッシャーを感じる。どちらも悪くないのに、少しずつ気まずさがたまっていきますよね。
このページでは、頻度が合わないときの考え方と、2人で納得できる形を見つけるためのヒントをまとめました。
考え方
| こと | ポイント |
|---|---|
| 平均と比べない | 調査の数字は人によって大きくばらつく |
| 質も大切 | 回数より、満たされているかどうか |
| 予定を決める | 忙しいカップルは、ゆっくりできる日を決めておくのも方法 |
| どちらも正しい | 多くしたい人も、少なくていい人も、どちらも普通 |
平均と比べなくていい
「日本人の平均は月に〇回」という数字を見かけることがありますよね。でも、こうした数字は、調査の方法や対象によって大きく変わります。それに、平均はあくまで平均。2人にとってちょうどいい頻度は、2人で決めるものなんです。
回数より「満たされているか」
頻度の話をしていると、どうしても回数に目が行きがちです。でも、大切なのは、2人が満たされているかどうかです。回数が少なくても、1回1回がゆっくりと心地いい時間なら、満足している人もいます。逆に、回数が多くても、気持ちがすれ違っていれば、満たされないこともあります。
ずれが生まれる理由
| 理由 | 例 |
|---|---|
| もともとの性欲の差 | 体質や性格による違い |
| 体調・疲れ | 仕事が忙しい、寝不足 |
| 生活の変化 | 子育て、引っ越し、転職 |
| からだのこと | 痛み、月経、年齢による変化 |
| 気持ちのこと | ストレス、関係の中の不満 |
| 時期の違い | 片方だけが性欲が高まる時期 |
頻度のずれは、どちらかが悪いから起きるのではありません。いろいろな理由で、自然に生まれるものなんです。
すり合わせの方法
| 方法 | 例 |
|---|---|
| お互いの希望を言葉にする | 「週に1回くらいだとうれしい」「月に2回くらいがちょうどいい」 |
| 間をとる | 2人の希望の真ん中くらいを目安にする |
| ゆっくりできる日を決める | 休日の前の夜など |
| 誘い方・断り方を決める | 断っても気まずくならない約束 |
| ふれあいの種類を広げる | 性行為以外のふれあいも大切にする |
予定を決めるのは「味気ない」?
「性行為の日を決めるなんて、ロマンがない」と感じる人もいるかもしれません。でも、忙しいカップルにとっては、予定を決めておくことで、2人の時間を確保できるというよさがあります。「この日はゆっくりしよう」と決めておくと、その日を楽しみに待つこともできるんです。
性行為以外のふれあいを大切に
頻度の差を埋めるのは、性行為だけではありません。
| ふれあい | 例 |
|---|---|
| スキンシップ | 手をつなぐ・ハグ・キス |
| 一緒に過ごす | くっついて映画を見る・一緒に眠る |
| マッサージ | 肩や足をもみ合う |
| 言葉 | 「好き」「ありがとう」を伝える |
性行為の回数が少なくても、こうしたふれあいがたくさんあれば、満たされていると感じる人は多いんです。
誘う側・誘われる側の気持ち
| 立場 | よくある気持ち | できること |
|---|---|---|
| 多くしたい側 | 求められていない・さみしい | 断られても自分を否定されたと思わない |
| 少なくていい側 | 応えなきゃというプレッシャー | 断るときは、ほかのふれあいを提案する |
どちらの気持ちも、大切にされるべきものです。片方だけが我慢し続ける形にならないよう、2人で話し合ってください。
どちらかがつらいとき
どちらかがつらいと感じ続けるときは、カウンセリングも選べます。
| こんなとき | 相談先 |
|---|---|
| 痛み・からだの変化が理由 | 婦人科・泌尿器科 |
| 話し合いがこじれる | カップルカウンセリング |
| 気分の落ち込みもある | 心療内科・カウンセリング |
よくある疑問
頻度が少ないのはセックスレス?
セックスレスの定義はありますが、2人とも満足しているなら、頻度が少なくても問題とは言えません。くわしくは「セックスレスの定義は?」でまとめています。
相手に合わせて無理をしている
無理をして応じ続けると、性行為がつらいものになってしまいます。その気持ちを、相手に伝えてみてください。
頻度が合わないのは相性が悪いから?
頻度が合わないカップルは珍しくありません。話し合いながら、2人の形を見つけていけばいいんです。
頻度の希望を伝える言葉
頻度のことを話すとき、具体的にどう言えばいいか迷いますよね。
| 立場 | 言い方の例 |
|---|---|
| もっとしたい側 | 「もう少しふれあう時間があったらうれしいな」 |
| 少なくていい側 | 「今のペースがちょうどいいと感じてる。でも、あなたの気持ちも知りたい」 |
| 間をとりたい | 「お互いの真ん中くらいで、どうかな」 |
| 生活のことを話したい | 「最近疲れてて。休める時間があると気持ちが向きやすいかも」 |
どちらの立場でも、「自分はこう感じている」と伝えることと、「あなたはどう?」と聞くことが大切です。
ライフステージで変わる頻度
頻度は、生活の変化とともに変わっていくものです。付き合いはじめ、同居、出産、子育て、年齢を重ねる。そのたびに、2人にとってちょうどいい頻度も変わっていきます。一度決めた頻度にこだわらず、ときどき「今はどう?」と確かめ合うと、すれ違いを防ぎやすくなります。
頻度のずれが生むすれ違い
頻度が合わないと、それぞれの立場で、少しずつつらさがたまっていきます。
| よくあるすれ違い | 背景にある気持ち |
|---|---|
| 誘うたびに断られる | 「求められていない」というさみしさ |
| 誘われるたびに断る | 「応えられない」という罪悪感 |
| 誘わなくなる | 断られるのがこわい |
| 誘われないようにふるまう | プレッシャーを感じている |
どちらも、相手を嫌いになったわけではないことが多いんです。それぞれの気持ちを言葉にすると、すれ違いの正体が見えてきます。
頻度を決めるときのコツ
| コツ | ポイント |
|---|---|
| 数字にしすぎない | 「月何回」より「どんなふうに」を話す |
| 目安として決める | 守れなくても責めない |
| ふれあいを含めて考える | 性行為以外のふれあいも数える |
| ときどき見直す | 生活が変われば頻度も変わる |
頻度を決めることが、かえってプレッシャーになる人もいます。そういうときは、無理に決めずに、「したいときに言い合える関係」を目指すのもいい方法です。
回数より「満たされている」感覚を
| 満たされていると感じやすいこと | 例 |
|---|---|
| 大切にされている実感 | 言葉や態度で気持ちが伝わる |
| ふれあいの多さ | 日常のスキンシップ |
| 心地いい時間 | 回数が少なくても、1回1回がゆっくり |
| 話せる関係 | 希望や不満を言い合える |
回数を増やすことだけが解決ではありません。1回1回を大切にすること、日常のふれあいを増やすことで、満たされる感覚は育っていきます。
どちらも悪くない
多くしたい人も、少なくていい人も、どちらも悪くありません。違いがあることを前提に、2人の形を探していけばいいんです。
外の基準に振り回されない
雑誌やネットの「理想の回数」は、あなたたち2人には関係ありません。2人が納得できることが、いちばんの正解です。
話し合えること自体が大切
頻度のことを話し合えるカップルは、ほかの悩みも話し合える関係です。頻度がぴったり合うことより、話し合えることのほうが、ずっと大切なのかもしれません。
まとめ
性行為の頻度に「普通」の基準はありません。平均と比べず、回数より満たされているかどうかを大切に。お互いの希望を言葉にして、間をとる、予定を決める、性行為以外のふれあいを増やす。どちらか一方が我慢し続けない形を、2人で探していってください。