【パートナーと関係】整形したことを、パートナーに話す?

付き合ってから二重の整形をした。腫れが引くまで、どう言いわけしよう。結婚の話が出てきて、昔の鼻の整形のことを話すべきか迷っている。整形したことを知られたら、嫌われるかもしれない。そんな不安を抱えている人は多いです。
話す義務はある?
整形や美容医療を受けたことを、パートナーに話す義務はありません。あなたの体のことは、あなたが決めていいことです。
ただし、次のような場合は、伝えておくと安心なこともあります。
| 場面 | 理由 |
|---|---|
| ダウンタイム中 | 腫れや内出血を心配される |
| 体調に関わるとき | 合併症・薬・手術のあとの通院 |
| 豊胸など、からだにものが入っているとき | 検査や治療のとき、身近な人が知っていると助かることも |
| 将来の家族の話 | 子どもの顔立ちの話題などで、気になる人もいる |
話すメリットと、気になること
| 話すメリット | 気になること |
|---|---|
| 隠しごとがなくなって気が楽 | 相手の反応が不安 |
| ダウンタイム中に助けてもらえる | 見る目が変わるのでは |
| 体調のことを相談できる | ほかの人に話されないか |
話すタイミングと言い方
| タイミング | ポイント |
|---|---|
| 落ち着いて話せるとき | けんかのあとは避ける |
| 関係がある程度深まってから | 自分が話したいと思ったとき |
| ダウンタイムの前 | 心配させないために |
| 言い方の例 |
|---|
| 「実は、前から目元が気になっていて、二重の手術を受けたんだ」 |
| 「話しておきたいことがあって。昔、鼻の整形をしてるんだ」 |
| 「来週手術を受けるから、少し腫れるかも。心配しないでね」 |
理由を全部説明する必要はありません。話したいところまで話せば十分です。
ダウンタイム中の過ごし方
| 場面 | 考え方 |
|---|---|
| 会う予定がある | 予定をずらす・マスクやメガネで |
| 「顔むくんでる?」と聞かれた | 話したくなければ「ちょっとむくんでて」で十分 |
| キスやふれあい | 施術した部分への刺激を避ける。医師の指示どおりに |
ダウンタイムの期間は「ダウンタイムとは?予定の組み方」に。
相手の反応が不安なとき
| 相手の反応 | 考え方 |
|---|---|
| 「気にしないよ」 | 安心していい |
| 驚いている | 時間をおくと受け止めてくれることも多い |
| 責める・からかう | あなたの選択を否定する権利は相手にない |
| 「だまされた」と言われる | 体のことを話すかどうかは自分で決めていいこと |
見た目を否定され続けるときは「パートナーに見た目を否定され続けるとき」に。
パートナーの整形を知ったとき
| 考えたいこと | 理由 |
|---|---|
| 相手が自分で決めたこと | 尊重する |
| 驚いた気持ちは伝えていい | 責めずに |
| 理由を聞くなら、問い詰めない | 話したいことだけ聞く |
| ほかの人に話さない | 相手のプライバシー |
話すかどうか迷うときの考え方
整形のことを話すかどうか迷うときは、「話さないことで、自分が苦しくなっていないか」を基準に考えてみるのもひとつの方法です。
たとえば、昔の写真を見せてと言われるたびに不安になる、家族の話題が出るたびにどきっとする、隠していることが気持ちの負担になっている。そうした状態が続いているなら、話すことで楽になるかもしれません。
一方で、話さなくても特に困っていない、自分の中で終わったことになっている、というなら、無理に話す必要はありません。整形は、過去に自分が選んだことのひとつで、すべてを共有しなければいけないものではないからです。
話したあとに、相手が受け止めてくれれば、ふたりの信頼が深まることもあります。逆に、強く責めたり、からかったりする相手なら、そのことはあなたの選択の問題ではなく、相手の受け止め方の問題でもあります。
話す前に、自分の中で整理しておくこと
| 整理しておくこと | 理由 |
|---|---|
| 何を受けたか | どこまで話すか決めやすい |
| なぜ受けたか(話したいなら) | 理由を聞かれたときに |
| いまの体調・通院 | 心配させないために |
| これからも受けるか | 相手が気にするかもしれない |
| 話したくないこと | 線を引いておく |
結婚や将来の話が出たとき
| 場面 | 考え方 |
|---|---|
| 子どもの顔立ちの話題 | 顔立ちはいろいろな要素で決まる |
| 相手の家族に会う | 家族に話すかどうかも自分で決めていい |
| 検査や手術のとき | 豊胸などは、医療者に伝えることが必要な場合がある |
話すことで、関係が深まることもある
整形のことを話すのは、勇気がいることです。相手がどう受け止めるか分からない不安、責められるのではないかという心配、昔の自分を知られることへの抵抗。いろいろな気持ちがあって、なかなか話せないまま時間がたってしまう人も多いでしょう。
一方で、話したことで「そんなこと気にしてたんだ」「話してくれてうれしい」と言われ、気持ちが楽になった、相手との距離が近くなった、という声もあります。秘密を抱えていることが、自分の中で重荷になっていたと、話してから気づく人もいます。
話すかどうかは、自分で決めていいことです。話さない選択も、話す選択も、どちらも間違いではありません。大事なのは、自分が無理をしていないかどうかです。
話すときの言い方の例
| 言い方の例 |
|---|
| 「実は前に、目の手術を受けたことがあるんだ」 |
| 「ずっと言おうか迷ってたんだけど」 |
| 「話しておいたほうが、自分が楽になると思って」 |
| 「聞きたいことがあったら、答えられる範囲で答えるね」 |
相手の反応を受け止める
| 相手の反応 | 考え方 |
|---|---|
| 驚いている | 時間をおいて、気持ちが落ち着くのを待つ |
| 質問が多い | 答えられる範囲で。全部答えなくていい |
| 受け止めてくれた | ありがとうと伝える |
| 責められた | あなたの選択の問題だけではない。距離を置いてもいい |
よくある疑問
結婚する前に話すべき?
義務はありませんが、隠していることが気持ちの負担になるなら、話すことで楽になることもあります。
子どもに似ると言われたら?
顔立ちは整形とは関係なく、いろいろな要素で決まります。気になるなら、パートナーと話してください。
整形をくり返していることを話せない
くり返していることに自分でも悩んでいるなら「整形をやめられないとき」も読んでみてください。
相手が整形に反対している
相手の気持ちは聞いてみていいですが、最後に決めるのは自分です。反対の理由が心配なら、リスクや費用を一緒に調べてみるのもいい方法です。
話したら、ほかの人に言いふらされた
あなたの同意なく体のことを人に話すのは、プライバシーを侵すことです。やめてほしいと伝えていいです。
付き合う前に話しておいたほうがいい?
話す義務はありません。関係が深まって、自分が話したいと思えたときでかまいません。
相談できるところ
| 悩み | 相談先 |
|---|---|
| 施術のあとの体調 | 施術した医療機関 |
| パートナーとの関係で悩む | カウンセリング |
整形したことを話すかどうかは、あなたが決めていいことです。話すなら、自分が話したいところまで、落ち着いたときに。
- 厚生労働省「確認してください!美容医療の施術を受ける前にもう一度!」 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_04978.html