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【気持ちよさ】ふたりで気持ちよくなるために、大切なことは?

ロコ
ロコの結論
「ふたりで気持ちよくなるには、テクニックが必要なのかな」と思っていませんか。実は、いちばん大切なのは、安心できること、急がないこと、心地いいことを伝え合えることなんです。技術はそのあとについてきます。挿入だけをゴールにせず、ふたりで過ごす時間そのものを大切にすると、気持ちよさはぐっと近づきます。

付き合いが長くなって、セックスがなんとなく「いつもの流れ」になってきた。嫌いなわけではないけれど、心から気持ちいいと思えることが少ない。どうすれば、ふたりとも満たされる時間になるんだろう。そんなふうに考えたことがある人は多いと思います。

このページでは、ふたりのセックスが心地いい時間になるために大切なことを、順番にまとめました。

大切なことの早見表

大切なこと 中身
安心と同意 お互いが「したい」と思えているか。いつでも「やめて」と言えるか
時間の余裕 急がなくていい日、場所を選ぶ
伝え合い 心地いいこと・いやなことを言葉で伝える
からだの準備 潤い・清潔・避妊・性感染症の予防
ゴールを決めない 挿入やオーガズムだけを目的にしない
終わったあとの時間 すぐに離れず、くっついて過ごす

安心と同意がいちばんの土台

気持ちよさは、からだがリラックスしているときに感じやすいものです。そして、からだがリラックスできるのは、心が安心しているとき。相手が自分のペースを大切にしてくれる、いやなことはしない、「やめて」と言えばすぐにやめてくれる。そう思えることが、何よりの土台になります。

安心できるサイン 安心しにくいサイン
「今日はしたい?」と聞いてくれる 断ると不機嫌になる
途中で止まっても怒らない 「ここまで来たんだから」と続ける
避妊の話をちゃんとする コンドームをいやがる
終わったあとも気づかってくれる 終わるとすぐに背を向ける

同意は、始める前の1回だけではありません。途中で気持ちが変わったら、止めていいんです。くわしくは「性的同意とは?」に。

時間の余裕をつくる

疲れているとき、時間に追われているとき、家族の気配が気になるときは、気持ちよさに集中しにくくなります。

  • 次の日が休みの夜や、休日の昼など、時間に余裕のあるときを選ぶ
  • スマホの通知を切る
  • 部屋の明るさや温度を、ふたりが落ち着けるように整える
  • お風呂でからだを温めて、リラックスしてから始める

「時間がないから手早く」が続くと、セックスが義務のように感じられてしまいます。ときどきでいいので、ゆっくり過ごせる日をつくってみてください。

伝え合うことが、いちばんの近道

相手が何を心地いいと感じているかは、聞かなければ分かりません。

伝えたいこと 言葉の例
心地いい 「それ、気持ちいい」
もっとこうしてほしい 「もう少しゆっくりがいいな」
いやなこと 「それはちょっと苦手かも」
相手に聞く 「どうしてほしい?」「痛くない?」

ふれあいの最中に言いにくいときは、別の落ち着いた時間に話してもかまいません。くわしくは「気持ちいい場所を相手に伝えるには」に。

からだの準備

準備 ポイント
潤い 濡れにくいときは潤滑ゼリーを使う
清潔 手を洗い、爪を短く整える
避妊 コンドームを最初から最後まで使う。ほかの方法も話し合う
性感染症の予防 コンドームを使う。新しい相手なら検査も
体調 疲れていたり、痛みがあったりする日は無理をしない

からだの準備ができていると、「痛かったらどうしよう」「妊娠したらどうしよう」という不安が減って、気持ちよさに集中しやすくなります。

挿入だけをゴールにしない

セックスというと、挿入して、射精して終わり、という流れを思い浮かべる人も多いと思います。でも、女性は挿入だけでは気持ちよくなりにくい人が多く、男性も毎回射精しなければいけないわけではありません。

挿入をゴールにすると ふれあい全体を大切にすると
前戯が「準備」になりがち ふれあいそのものを楽しめる
勃たない・イケないが失敗に感じる うまくいかなくても満たされる
どちらかが我慢しがち ふたりで心地いい形を探せる

キス、全身へのふれあい、手や口でのふれあい、抱きしめ合う時間。どれも立派なセックスの一部です。

終わったあとの時間

終わったあとに、すぐに離れて眠ってしまうと、さびしさが残ることもあります。少しくっついて話す、からだを拭き合う、「気持ちよかった」と伝える。そうした時間が、次のふれあいへの安心につながります。

性行為のあとは、トイレで尿を出しておくと、膀胱炎の予防になると言われます。コンドームが破れていないかも確かめてください。

うまくいかない日があってもいい

体調や気分、ちょっとしたすれ違いで、うまくいかない日は誰にでもあります。勃たなかった、イケなかった、途中でやめた。それは失敗ではありません。「今日はここまで」と笑って終われる関係こそ、気持ちいいセックスの土台なんです。

よくある場面と考え方

付き合いはじめのころは、時間を忘れてふれ合っていたのに、最近は寝る前の短い時間に済ませるようになった。気持ちいいのかどうか、よく分からないまま終わってしまう。そんな変化を感じているカップルは少なくありません。忙しい毎日の中で、ふれあいの時間が短くなるのは自然なことです。でも、ときどきでいいので、時間をたっぷりとれる日をつくってみてください。同じふたりでも、時間の余裕があるだけで、感じ方は大きく変わります。

ふたりで確かめておきたいこと

確かめること 話し方の例
したい頻度 「どのくらいの間隔がちょうどいい?」
好きなふれあい 「どんなことをされるとうれしい?」
苦手なこと 「これはやめてほしい、ってことある?」
避妊の方法 「ゴムのほかに、何か考えてる?」
やめる合図 「やめてって言ったら、すぐ止まろうね」

こうした話は、ふれあいの最中ではなく、日常の落ち着いた時間にするほうが話しやすいです。

よくある疑問

テクニックはまったく必要ない?

基本を知っておくと、相手を気づかいやすくなります。ただ、テクニックより、相手の反応を見て、聞いて、合わせることのほうが大切です。

相手が話し合いに乗ってくれない

性の話をするのが照れくさい人も多いです。ふれあいの最中ではなく、食事のあとなど落ち着いた時間に、「もっと仲良くなりたいから」と前置きして話してみてください。

したい頻度が合わない

頻度の差は多くのカップルにあります。くわしくは「したい頻度が合わない」に。

気持ちよくなれないのは、相性が悪いから?

相性という言葉で片づけられることも多いですが、時間の余裕や伝え合いで変わることもたくさんあります。あきらめる前に、話し合いと工夫を試してみてください。

相談できるところ

悩み 相談先
ふたりの関係・話し合い カウンセリング
痛み・出血 婦人科
勃起・射精の悩み 泌尿器科
同意のない行為・暴力 ワンストップ支援センター(#8891)・配偶者暴力相談支援センター

まとめ

ふたりで気持ちよくなるために大切なのは、安心と同意、時間の余裕、伝え合い、からだの準備です。挿入だけをゴールにせず、キスや全身のふれあい、終わったあとの時間まで含めて、ふたりの時間を大切にしてください。うまくいかない日があってもいい。「今日はここまで」と言える関係が、いちばんの土台なんです。ふたりの時間は、ふたりで育てていくものです。

出典

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