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【セカンドバージン】離婚・死別のあとに、もう一度ふれあいたくなったら

ロコ
ロコの結論
離婚や死別のあとに「また誰かとふれあいたい」と思うのは、前の関係を軽く見ているからではないんです。罪悪感や家族の目が気になるのは当然ですが、気持ちが向いたときが始めどき。悲しみが強いうちは急がなくていいし、ひとりで抱えきれないときは相談できる場所があります。

離婚して何年かたった。ひとりの暮らしにも慣れたけれど、ふと誰かのぬくもりが恋しくなる。あるいは、長年連れ添った人を亡くして、もう誰ともふれあうことは無いと思っていたのに、心が動く相手ができた。そんなとき、うれしさと一緒に、後ろめたさがわいてくることがありますよね。

このページでは、離婚や死別のあとに、もう一度誰かとふれあいたくなったときの気持ちの整理と、始め方をまとめました。離婚と死別では気持ちの事情が違うので、分けて書いています。

離婚のあとの気持ち

よくある気持ち 考え方のヒント
また失敗したらこわい 前の関係で分かった「自分が大事にしたいこと」を、次の相手選びに生かせる
前の相手と比べてしまう 比べるのは自然な反応。比べたうえで「今の相手のいいところ」を見ていけばいい
子どもにどう思われるか 子どもの年齢に合わせて、伝える時期と内容を選べる
自分には魅力が無いのでは 離婚は、どちらか一方の魅力だけで決まるものではない
離婚の手続きが終わっていない 法律の話が残っているときは、先に整理しておくと安心

離婚の話し合いや調停が続いているあいだに新しい相手と関係を持つと、事情によっては法律の問題になることがあります。気になるときは、弁護士や法テラスで先に相談しておくと安心です。

死別のあとの気持ち

亡くなった人を想う気持ちと、新しい誰かに惹かれる気持ちは、同時にあっていいものです。それでも、「裏切っているようだ」「まだ早いと言われそう」と自分を責めてしまう人は多いんです。

よくある気持ち 考え方のヒント
亡くなった人に申し訳ない 新しい人を想っても、亡くなった人との時間が消えるわけではない
周りに「早すぎる」と言われそう どのくらいで次に進むかに、決まった長さは無い
ふれられると、亡くなった人を思い出して泣いてしまう 泣いてもいい。相手に事情を少し話しておくと、驚かせずにすむ
家族(子ども・義理の家族)の気持ちが気になる 家族それぞれに悲しみの速さがある。急いで理解を求めなくていい

大切な人を亡くしたあとの悲しみに寄りそう取り組みを、グリーフケアといいます。医療機関や自治体、支援団体などで、話を聞いてもらえる場が設けられていることがあります。悲しみが強くて眠れない・食べられない日が続くときは、心療内科などで相談してください。

「ふれあいたい」と思えたら

始めどきに、決まった時期はありません。目安にするなら、カレンダーの日付よりも、自分の気持ちです。

始めどきのサイン まだ急がなくていいサイン
ひとりの時間も、それなりに楽しめている さびしさを埋めるためだけに相手を探している
前の相手のことを、落ち着いて話せる 前の相手の話をすると、強い怒りや涙が止まらない
新しい相手その人を見ている 前の相手の代わりを探している

右の列に当てはまっても、悪いことではありません。気持ちが追いついてから動いても、遅すぎることはないんです。

新しい相手との関係の始め方

事情をどこまで話すか

離婚や死別のことを、最初から全部話す必要はありません。ただ、久しぶりであることや、急に気持ちがゆれることがある、という程度は、からだの関係になる前に伝えておくと、相手もあなたのペースに合わせやすくなります。伝え方は「ブランクがあることを相手に言うべき?」も参考にしてください。

からだの準備

久しぶりだと、女性は腟が乾燥して痛むこと、男性は緊張で勃ちにくいことがあります。どちらも珍しいことではありません。潤滑ゼリーを用意する、時間をかける、うまくいかなかったら今日はここまで、と決めておく。それだけで気持ちが楽になります。

避妊と性感染症

新しい相手とのときは、閉経前なら避妊が必要ですし、年齢にかかわらず性感染症の予防が要ります。前のパートナーとは長く「ふたりだけ」だったぶん、コンドームや検査の習慣が無い人もいます。保健所では、多くのところで無料・匿名で検査を受けられます。

家族への伝え方

子どもがいる人は、新しい相手の存在をいつ伝えるかで迷いますよね。

子どもの状況 伝え方のヒント
小さい子ども 関係が落ち着くまでは会わせない選択もある
大きくなってきた子ども 隠すより、短く正直に。相手を親の代わりとして押しつけない
大人の子ども 対等な大人として伝える。相続などお金の話は分けて考える

死別の場合、亡くなった人の家族(義理の親やきょうだい)との関係も気になるかもしれません。報告する義務はありませんが、付き合いが続いているなら、どう伝えるかを信頼できる人と相談しておくと安心です。

よくある疑問

離婚・死別からどのくらいたてば「普通」?

決まった長さはありません。数か月で新しい人と出会う人も、何十年もひとりで過ごす人もいます。自分の気持ちが向いたときが、あなたにとってのちょうどいい時期です。

新しい相手とのときに、前の人を思い出してしまう

思い出すのは当たり前です。思い出したことを責めずに、ひと呼吸おいてみてください。続くようなら、相手に「少し時間がほしい」と言ってかまいません。

再婚まで考えていないけれど、ふれあいたい

結婚しない関係を選ぶ人もいます。ふたりがお互いの気持ちを分かったうえでなら、関係の形は自分たちで決めていいんです。60代以降の再婚や家族への伝え方は「60代からの恋愛・再婚、家族にどう話す?」にもまとめています。

前の配偶者とのことを、新しい相手に聞かれる

答えたくないことは、答えなくていいんです。「いまは話したくない」と伝えるだけで十分です。

新しい相手との関係を、亡くなった人の家族に知られた

すぐに理解してもらえなくても、責められることではありません。時間をかけて、伝わる形を探していけばいいんです。

相談できるところ

悩み 相談先
悲しみが強い・眠れない 心療内科・精神科、グリーフケアの相談の場、厚生労働省「まもろうよ こころ」
離婚の手続き・お金 法テラス・弁護士会の法律相談
久しぶりで痛い・勃ちにくい 婦人科・泌尿器科
性感染症の検査 保健所・医療機関

新しい誰かとふれあいたい気持ちは、前に進もうとしている自分の気持ちでもあります。急がず、でも押し込めずに、付き合ってみてください。

出典

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