【セカンドバージン】久しぶりの相手に、体型や年齢の変化を見られたくないとき

最後に誰かと肌を合わせたのは、何年も前。そのころとは体型も肌も変わった。おなかまわり、二の腕、しわ、妊娠線、手術の跡。新しい相手やひさしぶりのパートナーに、いまのからだを見られるのがこわい。そう思って、一歩が出ない人もいますよね。
このページでは、ブランクのあとに「見られたくない」と感じたときの気持ちの整理と、当日までにできる準備をまとめました。
「見られたくない」の中身
ひとことで「見られたくない」といっても、気になっているところは人によって違います。
| 気になること | よくある気持ち |
|---|---|
| 体型が変わった | 昔の自分と比べてしまう |
| 肌のはり・しわ | 明るいところで見られたくない |
| 妊娠線・手術の跡 | 理由を聞かれたらどうしよう |
| 胸やお尻の形 | 下着を外すのがこわい |
| 性器の見た目・におい | 近くで見られるのがこわい |
| 男性:おなか・薄毛・勃ち具合 | がっかりされたくない |
まず、自分が何をいちばん気にしているのかを知ると、準備の仕方が決まってきます。
比べている相手は誰?
ブランクのあとの「見られたくない」は、目の前の相手より、昔の自分と比べていることが多いんです。でも、相手は昔のあなたを知りません。知っているとしても、それは何年も前の話です。相手が向き合っているのは、いまのあなたです。
久しぶりのパートナーの場合も、同じ年月を相手も過ごしています。からだが変わったのはお互いさま、と考えると、少し肩の力が抜けるかもしれません。
当日までにできる準備
照明
| 方法 | ポイント |
|---|---|
| 部屋の明かりを落とす | 間接照明や、小さなライトだけにする |
| 「暗いほうが落ち着く」と先に伝える | 相手に気をつかわせず、自分から言える |
| 少しずつ明るくする | 慣れてきたら、相手の顔が見えるくらいに |
服と下着
| 方法 | ポイント |
|---|---|
| 気になるところを隠せる下着や部屋着 | キャミソール・長めのトップスなど |
| 全部脱がなくてもいい | 着たままでふれあう時間があってもいい |
| 自分が心地いいものを選ぶ | 見せるためより、自分が落ち着くもの |
言葉
気になっていることを、先に一言伝えておくと、相手もどうふるまえばいいかが分かります。
- 「明るいのはまだ恥ずかしいから、暗めにしてもいい?」
- 「おなかに手術の跡があるんだ。気にしないでね」
- 「久しぶりだから、緊張してる」
理由をくわしく説明しなくてかまいません。妊娠線や手術の跡のいきさつも、話したくなったときに話せば十分です。
相手の見方
からだを見られたくないと思っているとき、相手がどう見ているかは想像しにくいものですよね。
| 自分が気にしていること | 相手が見ていることが多いもの |
|---|---|
| おなかや二の腕 | 一緒にいて楽しいか・安心できるか |
| しわ・肌 | 表情・笑顔 |
| 体型の崩れ | ふれたときのぬくもり |
| 傷や線 | あなたの反応・気持ち |
もちろん、人によって違います。ただ、あなたが気にしているほど、相手は細かいところを見ていないことも多いんです。
相手に心ないことを言われたら
体型や年齢をからかう、比べる、ばかにする。そういう言葉を言う相手とは、からだの関係を急ぐ必要はありません。見た目を否定され続ける関係については「パートナーに見た目を否定され続けるとき」にまとめています。
気になるところとの付き合い方
見た目を変えたい気持ちがあるなら、スキンケアや運動、服選びなど、自分が楽しめる範囲で取り入れるのもひとつの方法です。ただ、「久しぶりの日までに何とかしなきゃ」と自分を追いつめるのはやめておきましょう。急な食事制限は、からだにも気持ちにも負担になります。
| 自分を追いつめているサイン | すること |
|---|---|
| 鏡を見るたびにひどく落ち込む | 気持ちの相談窓口に話す |
| 食べることがこわくなった | 医療機関・摂食障害の相談窓口へ |
| 見た目が気になって外に出られない | 心療内科・精神科で相談を |
見た目の悩みが強すぎて生活に影響が出るときは、身体醜形障害のような心の不調が隠れていることもあります。ひとりで抱えずに相談してください。
自分のからだを少し好きになるために
| 小さな工夫 | 中身 |
|---|---|
| 気に入っているところを探す | 手・声・肌ざわりなど、ひとつでいい |
| 心地いい下着や部屋着を選ぶ | 見せるためより、自分のために |
| からだを動かす | 散歩・ストレッチ。見た目のためではなく、気分のために |
| 比べる写真を減らす | SNSの加工された写真から距離をおく |
パートナーが同じ悩みを持っていたら
久しぶりのパートナーも、同じように「見られたくない」と思っているかもしれません。
| してあげられること | 例 |
|---|---|
| 相手のペースに合わせる | 照明・服のことを相手に決めてもらう |
| ほめる言葉を具体的に | 「肌がすべすべ」「その声が好き」 |
| からかわない | 体型・年齢のことを冗談にしない |
よくある疑問
相手が明るいところでしたがったら?
「まだ恥ずかしいから、今日は暗めにしたい」と伝えてかまいません。それを受け止めてくれるかどうかも、相手を知る手がかりになります。
男性でも、からだを見られるのが気になる
気にする男性も多いんです。おなかまわりや毛のこと、勃ち具合まで、不安の種類は女性と変わりません。照明や言葉の準備は、男性にも同じように使えます。
自分のからだを好きになれない
すぐに好きになる必要はありません。「嫌いなところもあるけれど、このからだで生きてきた」くらいの気持ちで十分です。
相手に見た目のことを言われた経験があって、こわい
過去に言われた言葉は、長く残ります。新しい相手には、「前に見た目のことで傷ついたことがある」と伝えておくと、気をつけてもらいやすくなります。
手術の跡のことを、どこまで話す?
話したい範囲で十分です。「おなかに跡があるけど、痛くはないよ」くらいでも、相手は安心できます。
相談できるところ
| 悩み | 相談先 |
|---|---|
| 見た目の悩みで落ち込みが続く | 心療内科・精神科 |
| 食べることへの不安 | 摂食障害全国支援センターの相談窓口・医療機関 |
| 肌・からだの変化そのもの | 皮膚科・婦人科 |
いまのからだは、ブランクの年月を生きてきた証でもあります。隠したいところは隠していい。そのうえで、ふれあう時間を楽しめる準備をしてみてください。
- 摂食障害全国支援センター(国立精神・神経医療研究センター) https://edcenter.ncnp.go.jp/
- KEGG DISEASE「身体醜形障害」 https://www.kegg.jp/entry/ds_ja:H01447