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【セカンドバージン】どうしてブランクが長くなる?よくある理由と向き合い方

ロコ
ロコの結論
気づいたら何年もしていなかった、という人は珍しくありません。別れ、子育て、仕事、病気、気持ちの変化。理由は人それぞれで、どれも責められることではないんです。困っていないならそのままでいいし、また始めたいなら、理由に合った一歩から始められます。

最後にしたのはいつだったか、思い出せない。そう気づいて、少しあせることってありますよね。「なんでこんなに空いたんだろう」「自分に何か問題があるのかな」と考え始めると、不安が大きくなっていきます。

でも、ブランクが長くなるのには、たいてい暮らしの中の理由があります。理由が分かると、「自分がおかしいわけではない」と思えますし、また始めたいときの一歩も選びやすくなるんです。このページでは、よくある理由と、理由ごとの向き合い方をまとめました。

よくある理由

理由 よくある状況
別れ・離婚 相手がいなくなり、次の出会いが無いまま年月がたつ
死別 相手を亡くし、ほかの人とふれあう気持ちになれない
子育て 産後のからだの変化・寝不足・子どもと同じ部屋で寝る
介護 親やパートナーの介護で、心とからだに余裕が無い
仕事 忙しさ・夜勤・単身赴任ですれ違う
病気・けが 治療中・手術のあと・薬の影響
からだの変化 痛み・乾燥・勃ちにくさなどで遠ざかる
過去のつらい経験 痛かった・いやだった経験が残っている
気持ちの変化 性に関心が薄れた・ひとりの時間が心地いい
関係の変化 パートナーと家族のようになって、ふれあいが減った

ひとつだけではなく、いくつかが重なっていることも多いはずです。表を見て「これとこれだな」と思い当たるものがあれば、それがあなたのブランクの理由です。

ブランクは、ふつうにあるもの

国の調査(第17回出生動向基本調査、2025年)では、妻が50歳未満の初婚どうしの夫婦のうち、過去1か月に性交があったのは37.2%でした。パートナーがいても、しばらくしていない人は多いんです。パートナーがいない人なら、なおさら空くのは当たり前のことです。

ブランクの長さに、決まった「正常」はありません。何年空いたかよりも、いまの自分が困っているかどうか。見るべきなのはそこです。

理由ごとの向き合い方

別れ・離婚のあと

気持ちの整理には時間がかかります。前の相手と比べてしまう、またうまくいかなかったらと思う。そんな気持ちが落ち着くまで、無理に出会いを探さなくてかまいません。また誰かとふれあいたいと思えたときが、始めどきです。離婚や死別のあとの気持ちは「離婚・死別のあとに、もう一度ふれあいたくなったら」にまとめています。

子育て・介護

心とからだの余裕が無い時期に、性のことまで考えられないのは当然です。パートナーがいるなら、「いまはしたくない」と「あなたが嫌なわけではない」を一緒に伝えておくと、すれ違いが大きくなりにくくなります。時期が落ち着いたら、また話し合えばいいんです。

病気・けが・からだの変化

痛み、乾燥、勃ちにくさなど、からだの理由で遠ざかっているときは、医療機関で相談できることがあります。女性は婦人科、男性は泌尿器科が入口です。性の悩みは診察で言い出しにくいものですが、医師にとってはよくある相談です。

過去のつらい経験

痛かった、こわかった、望まない行為だった。そういう経験があると、からだが自然に性を遠ざけることがあります。日本女性心身医学会も、過去の性的なつらい経験が、性への恐怖心の原因になることがあると説明しています。無理に乗り越えようとしなくていいんです。話せる相手や専門の窓口に頼ってください。性暴力の被害の相談は、ワンストップ支援センター(#8891)で受けています。

気持ちの変化・ひとりが心地いい

性への関心が薄れた、ひとりでいるほうが楽。そう感じていて、本人が困っていないなら、それもひとつのあり方です。困っていないことを、無理に「直す」必要はありません。

困っているかどうかを見分ける

困っていないサイン 困っているサイン
ひとりの時間に満足している ふれあいたいのに、どうしていいか分からない
性のことを考えても気持ちが落ち着いている 考えると落ち込む・自分を責める
パートナーとも納得している パートナーとの関係がぎくしゃくしている
からだに気になる症状が無い 痛み・乾燥・勃ちにくさが気になる

右の列に当てはまるものがあれば、それが動き出すきっかけです。どれから手をつけるかは、自分で決めていいんです。

また始めたいときの一歩

一歩の例 合う理由
ひとりで、からだの感覚を確かめる からだの変化・久しぶりの不安
パートナーと、手をつなぐ・ハグから 関係の変化・子育てのあと
婦人科・泌尿器科で相談する 痛み・乾燥・勃ちにくさ
信頼できる人に気持ちを話す 別れ・死別・過去のつらい経験
出会いの場をのぞいてみる 相手がいない

どれかひとつで十分です。全部を一度にしようとすると、かえって疲れてしまいます。

よくある疑問

ブランクが長いと、からだは戻らない?

女性は、年齢やホルモンの変化で腟が乾燥しやすくなることがあり、久しぶりで痛むこともあります。男性も、勃起の具合が前と違うと感じることがあります。ただ、多くは時間をかける・潤滑ゼリーを使う・医療機関で相談する、といった方法で付き合っていけます。くわしくは「久しぶりで痛いのはなぜ?」へ。

理由が自分でも分からない

はっきりした理由が無いまま空いた、という人もいます。表の理由を読みながら、「少し当てはまるかも」と思うものに印をつけてみると、気持ちが整理しやすくなります。

周りに「まだしてないの?」と言われる

人のブランクを数える必要は、誰にもありません。「いまは自分のペースで過ごしてるよ」くらいの返し方で、話を終わらせてかまいません。

ブランクの理由を相手に聞かれたら

答える義務はありません。話したい範囲で、「仕事が忙しかった」「しばらくひとりの時間を大事にしていた」くらいで十分です。

理由が分かっても、気持ちが動かない

理由が分かることと、また始めたい気持ちがわくことは別です。気持ちが動くまで、待っていてかまいません。

相談できるところ

悩み 相談先
痛み・乾燥 婦人科
勃ちにくさ 泌尿器科
気持ちの落ち込みが続く 心療内科・精神科、厚生労働省「まもろうよ こころ」の相談窓口
過去の性暴力のつらさ ワンストップ支援センター(#8891)

ブランクは、そのときの暮らしを一生懸命に過ごしてきた時間でもあります。責める材料にしないで、これからどうしたいかを考える出発点にしてください。

出典

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