【はじめて・処女】はじめてに向く姿勢

はじめての性行為について調べていると、「どんな体勢がいいの?」という疑問にぶつかりますよね。漫画や動画で見るような体勢は、はじめてには少しハードルが高そう。かといって、何も知らないまま当日を迎えるのも不安。
姿勢(体位)は、はじめての痛みに意外と大きく関わっていると言われています。力を抜きやすいかどうか、深さを調整できるかどうか、相手の顔が見えるかどうか。こうしたことで、痛みの感じ方や安心感が変わってくるんです。
このページでは、はじめてに向く姿勢の条件と、よく選ばれる姿勢、避けたい姿勢の考え方をまとめました。描写ではなく、選ぶときの考え方として読んでください。
向いている姿勢の条件
| 条件 | 理由 |
|---|---|
| 力を抜ける | 緊張がほどけて痛みにくい |
| 調整しやすい | 深さや速さを止めたり変えたりできる |
| 顔が見える | 痛くないか、言葉と表情で確かめ合える |
| 楽に呼吸できる | 息を吐いて力を抜きやすい |
| すぐに止められる | 痛いとき・こわいときにすぐ離れられる |
なぜ「力を抜ける」が大事?
はじめての痛みの大きな理由は、緊張でからだがこわばることです。不安定な姿勢や、無理のある姿勢だと、からだを支えるために力が入ってしまいます。ベッドに体をあずけて、力を抜いていられる姿勢のほうが、入り口もこわばりにくいんです。
なぜ「顔が見える」が大事?
はじめては、言葉にしなくても、表情で伝わることがたくさんあります。痛そうにしていないか、こわがっていないか。顔が見える姿勢なら、相手の様子に気づきやすく、「大丈夫?」と声もかけやすいんです。
よく選ばれる姿勢
| 姿勢 | よいところ | ポイント |
|---|---|---|
| 仰向けで膝を立てる | 力を抜きやすく、顔が見える | 腰の下にクッションを入れて角度を変えることも |
| 横向きで向かい合う | 深く入りにくく、ゆっくり進められる | からだを密着させて安心感がある |
| 自分が上になる | 深さや速さを自分で調整できる | 慣れないと動きにくいこともある |
仰向けで膝を立てる
いちばんよく選ばれる姿勢です。ベッドに体をあずけて、膝を立てて少し開きます。力を抜きやすく、相手の顔が見えるので、声をかけ合いやすいのがよいところです。
腰の下に枕やクッションを入れると、角度が変わって入りやすくなることがあります。痛いと感じたら、クッションの高さを変えてみるのもひとつの方法です。
横向きで向かい合う
2人とも横向きになって向かい合う姿勢です。深く入りにくいので、ゆっくり進めたいはじめてに向いていると言われます。からだがくっついているので、安心感を得やすいという人もいます。
自分が上になる
女性が上になる姿勢は、深さや速さを自分でコントロールできるのがよいところです。痛くない範囲で、自分のペースで進められます。ただ、はじめてだと動き方が分からず、かえって緊張することもあるので、慣れてからでもかまいません。
避けたいこと
奥まで深く入りやすい姿勢や、相手のペースだけで動く姿勢は、はじめてには向かないと言われます。痛いときは姿勢を変えるか、止めてください。
| 避けたい姿勢の特徴 | 理由 |
|---|---|
| 奥まで深く入りやすい | 奥の痛みが出やすい |
| 顔が見えない | 痛みやこわさに気づきにくい |
| からだが不安定 | 力が入ってこわばりやすい |
| 相手のペースだけで動く | 自分で止めたり調整したりしにくい |
痛いときの変え方
途中で痛くなったら、無理に続けずに、姿勢を変えるか、いったん止めてください。
| 痛み | 試せること |
|---|---|
| 入り口が痛い | 止めて、潤滑ゼリーを足す。ゆっくり |
| 奥が痛い | 深く入りにくい姿勢に変える |
| どこも痛い・こわい | その日は止めて、ふれあいに戻る |
姿勢を変えるときは、「ちょっと体勢変えていい?」と一言かけるだけで大丈夫です。相手も、どうすればいいかが分かって安心します。
姿勢より大切なこと
姿勢はあくまで、痛みを減らすための工夫のひとつです。それより大切なのは、ふれあいに時間をかけること、潤滑ゼリーを使うこと、痛いときに止められることです。
どの姿勢でも、急がずに、相手の様子を見ながら進めれば、痛みはずいぶん変わります。前戯の大切さについては「前戯はなぜ大切?」でまとめています。
よくある疑問
いろいろな姿勢を試したほうがいい?
はじめては、1つの姿勢でゆっくり進めるほうが安心です。いろいろ試すのは、慣れてからでかまいません。
相手に姿勢を変えてほしいと言いにくい
「こっちのほうが楽かも」「この体勢だと痛い」と、自分の感覚として伝えると言いやすくなります。
姿勢を変えても痛い
姿勢以外の理由(緊張・潤いの不足・ほかの原因)があるかもしれません。その日は止めて、毎回痛いようなら婦人科で相談してください。
姿勢を決めるときの話し方
どの姿勢にするかを、その場で黙って決めるのは、意外とむずかしいものです。前もって、または始める前に、少し話しておくと安心です。
| 話しておくこと | 言い方の例 |
|---|---|
| 最初の姿勢 | 「最初は仰向けがいいな」 |
| 痛いときの合図 | 「痛かったら、手をぎゅっと握るね」 |
| 変えたいとき | 「体勢を変えたくなったら言うね」 |
| 止めたいとき | 「止めてって言ったら、すぐ止めてね」 |
声に出すのが恥ずかしいときのために、手を握る、肩をたたく、といった合図を決めておくカップルもいます。言葉がうまく出ないときでも、合図があれば気持ちを伝えられます。
からだの準備としてできること
姿勢によっては、股関節や腰に負担がかかることもあります。からだがかたいと感じる人は、無理に脚を大きく開かなくてもかまいません。クッションや枕で、楽に感じる角度を探してみてください。
| 道具 | 使い方 |
|---|---|
| 枕・クッション | 腰の下に入れて角度を変える |
| バスタオル | シーツの汚れが気になるときに敷く |
| 毛布 | 寒さで体がこわばらないように |
寒さや汚れへの心配も、緊張のもとになります。小さな準備で取り除いておくと、気持ちが楽になります。
姿勢よりも「止められること」
どんな姿勢でも、痛いときやこわいときに、すぐに止められることがいちばん大切です。
| 止めやすくするために | ポイント |
|---|---|
| 顔が見える姿勢を選ぶ | 表情で伝わる |
| 合図を決めておく | 声が出なくても伝えられる |
| 相手に体重をかけすぎない | すぐに離れられる |
| ゆっくり動く | 急に深く入らない |
姿勢の名前や形を覚えるより、「この姿勢なら止めてと言える」と思えるかどうかで選んでみてください。
2回目以降のこと
はじめてのときに合った姿勢が、ずっと合うとは限りません。慣れてきたら、少しずつ違う姿勢を試してみるカップルもいます。そのときも、痛みがないか、心地いいかを確かめながら、2人のペースで進めてください。
体格の差があるとき
2人の体格に差があると、姿勢によっては片方に負担がかかることがあります。重さが気になる、苦しい、と感じたら、遠慮せずに伝えてください。横向きの姿勢など、体重がかかりにくい姿勢を選ぶのもいい方法です。
姿勢のことを調べすぎなくていい
ネットにはいろいろな姿勢の情報がありますが、はじめては1つか2つ知っていれば十分です。たくさん知っているより、相手と声をかけ合えることのほうが、ずっと役に立ちます。
心地よさは、2人で見つけていくものです。
まとめ
はじめてに向くのは、力を抜けて、深さや速さを調整しやすく、相手の顔が見える姿勢です。仰向けで膝を立てる姿勢や、横向きで向かい合う姿勢がよく選ばれます。奥まで深く入りやすい姿勢は慣れてから。痛いときは姿勢を変えるか、止める。姿勢は工夫のひとつで、いちばん大切なのは、急がずに、安心できるペースで進めることです。