【はじめて・処女】28歳の処女率は?付き合っても、そこまで進まなかったとき

付き合っていた人はいた。キスもした。でも、そこから先には進まなかった。相手に誘われたとき、こわくて断ってしまった。試してみたけれど、痛くて続けられなかった。そのまま関係が終わって、「次もまた同じだったらどうしよう」と思っている。28歳くらいになると、こうした経験を抱えている人は少なくありません。
このページでは、28歳の処女率を国の数字で見て、恋人がいても進まなかった経験との向き合い方をまとめました。
28歳の処女率(国の調査)
| 年齢の区分 | 性交経験がない未婚女性の割合 |
|---|---|
| 20〜24歳 | 55.1% |
| 25〜29歳(28歳はここ) | 42.1% |
| 30〜34歳 | 39.7% |
出生動向基本調査(第17回・2025年に調査)より。28歳が入る25〜29歳の区分では、未婚女性の42.1%が性交経験なしでした。
この数字には、「付き合ったことがない人」も「付き合ったけれど進まなかった人」も含まれています。どちらなのかは、この数字からは分かりません。国の調査は5歳ごとの区分なので、「28歳だけ」の数字もありません。
進まなかった理由は、人それぞれ
| 理由の例 | 中身 |
|---|---|
| こわかった | 痛み・妊娠・はじめてのことへの不安 |
| 気持ちが追いつかなかった | 好きだけれど、そこまでしたいとは思えなかった |
| 痛くてできなかった | 試したけれど、痛みで続けられなかった |
| 相手との関係 | 急かされた、安心できなかった、すれ違いがあった |
| タイミング | 遠距離・忙しさ・場所がなかった |
どの理由も、あなたの「欠点」ではありません。そのときの自分が、そのときの状況で選んだことなんです。
「こわい」の正体を分けてみる
こわさが理由だった人は、何がこわかったのかを分けて考えると、次に向けて準備しやすくなります。
| こわかったこと | 準備できること |
|---|---|
| 痛み | 潤滑ゼリー・時間をかける・途中でやめる約束 |
| 妊娠 | 避妊の方法を知る。自分でもコンドームを用意する |
| 性感染症 | コンドームの使用・検査の話をする |
| うまくできない | はじめては誰でも初心者。話し合いながら進める |
| 相手にどう思われるか | 経験がないことを伝えるかどうか、先に決めておく |
潤滑ゼリーについては「はじめての潤滑ゼリーの選び方と使い方」にまとめています。
痛くて続けられなかった人へ
試してみたけれど痛くて続けられなかった、という経験は、思っているより多くの人にあります。はじめての痛みには、緊張でからだに力が入ること、潤いが足りないことなどが関わると言われています。
| 考えられること | できること |
|---|---|
| 緊張で力が入っていた | 時間をかける。安心できる相手・場所で |
| 潤いが足りなかった | 潤滑ゼリーを使う |
| 急いで進めた | 前戯に時間をかける。途中で休む |
| 痛みが毎回強い | 婦人科で相談する |
何度試しても強い痛みがある、入れようとすると体がこわばってしまう、という場合は、からだの状態が関わっていることもあります。ひとりで悩まず、婦人科で相談してみてください。相談先は「性交痛があるときの相談先」、緊張と痛みの関係は「緊張すると痛いのはなぜ?」でまとめています。
前の恋人とのことを、引きずっているとき
「断ったせいで別れた」「がっかりさせた」と、自分を責めている人もいますよね。でも、性行為を断るのは、あなたの権利です。断ったことで終わる関係なら、それは2人の関係が、まだそこまで育っていなかったということでもあるんです。
前の恋人に何か言われて傷ついたなら、その言葉を、次の相手にもあてはめなくていいんです。人によって、ペースへの考え方はまったく違います。
次に誰かと関係を深めるときは
| 考えておきたいこと | ポイント |
|---|---|
| ペースを伝える | 「ゆっくり進めたい」と、早めに伝えておく |
| 過去のことを話すか | 話さなくていい。話すなら、信頼できると思えてから |
| 「止めて」の約束 | 始める前に、嫌なときは止めてほしいと伝える |
| 1回で決めない | 途中でやめても、また別の日に試せばいい |
はじめてを「1回で完了させるもの」と考えると、プレッシャーが大きくなります。少しずつ慣れていけばいい、と考えると気持ちが楽になるんです。
したい気持ちが、そもそもわかないとき
付き合った相手のことは好きだったのに、性行為をしたいとは思えなかった、という人もいます。性的な欲求の強さには個人差があり、ほとんど感じない人もいます。それ自体は、治すべきことではありません。気持ちについては「したくない気持ちは変?」、性的なひかれ方の多様さについては「アセクシュアルとは」でまとめています。
進まなかった経験から、分かること
前の恋人と進まなかった経験は、つらい思い出かもしれません。でも、そこから分かることもあります。
| 振り返ってみること | 次に生かせること |
|---|---|
| どんなときにこわくなったか | こわくなる場面を、次の相手に先に伝えられる |
| 相手のどんな言葉がうれしかったか | 安心できる相手の特徴が分かる |
| 相手のどんな態度が嫌だったか | 避けたい相手の特徴が分かる |
| 自分は何を望んでいたか | ペースや進め方の希望を言葉にできる |
振り返るのがつらいときは、無理にしなくていいんです。少し時間がたってから、思い出せる範囲で考えてみてください。
28歳で、また誰かと出会ったら
新しい相手と関係が深まってきたとき、「また前と同じになるのでは」と不安になりますよね。前の経験があるからこそ、今度は先に話しておけることがあります。「前に、こわくて進めなかったことがある」と伝えるかどうかは自由です。伝えなくても、「ゆっくり進めたい」と言えば十分。そのひとことを受け止めてくれる相手かどうかで、関係の安心感はずいぶん変わるんです。
からだのことを先に相談しておく
痛みで続けられなかった経験がある人は、次の相手と出会う前に、婦人科で相談しておくのもひとつの方法です。からだの状態を知っておくと、自分でも何に気をつければいいかが分かり、不安が小さくなることがあります。
よくある疑問
付き合ったことがあるのに処女なのは、珍しい?
珍しくありません。付き合うことと性行為をすることは、別のことです。
次の相手にも、同じように断ってしまいそう
断っていいんです。そのうえで、何がこわかったのかを相手と話せると、次のステップが見えやすくなります。
痛みが心配で、恋愛そのものに踏み出せない
婦人科で事前に相談しておくと、不安が小さくなることがあります。経験がないことを伝えれば、診察の方法も相談できることが多いです。
前の恋人に「おかしい」と言われた
性のペースに「おかしい」はありません。その言葉は、相手の考え方です。
好きな人がいるのに、触れられるとこわくなる
好きな気持ちと、触れられることへのこわさは、両方あっていいんです。手をつなぐ、隣に座るなど、こわくないことから少しずつ慣れていく人もいます。こわさが強く、日常にも影響しているときは、カウンセリングで話してみるのもひとつの方法です。
痛みがこわくて、婦人科にも行きにくい
婦人科では、経験がないことや、診察がこわいことを先に伝えられます。伝えれば、配慮してもらえることが多いんです。
前の恋人とまた会うことになった
会うかどうか、会ってどう過ごすかは、今のあなたの気持ちで決めていいんです。前のことを話す義務もありません。
まとめ
28歳が入る25〜29歳の未婚女性の42.1%が、性交経験なし(国の2025年の調査)。付き合っていても進まなかった経験は、あなたの欠点ではありません。こわさの正体を分けて、準備できることから整えていけば十分です。痛みが強いときは婦人科へ。進むかどうか、いつ進むかは、あなたが決めていいんです。
- 国立社会保障・人口問題研究所「第17回出生動向基本調査 結果の概要」(2025年調査・2026年9月公表)図表2-5 https://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j/doukou17/JNFS17gaiyo.pdf
- 同 図表2-5のデータ(CSV) https://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j/db_17/17GaiyoBaseData/JNFS17gaiyoFigure2-5.csv