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【美容】乾燥肌・敏感肌で、何を使っても合わないとき

ロコ
ロコの結論
何を使ってもしみる、赤くなる。そんなときは、合う化粧品を探し続けるより、いったんケアを減らして肌を休ませるほうが早いことが多いんです。それでも落ち着かないなら、かぶれや皮膚の病気が隠れていることもあるので、皮膚科で相談してください。

敏感肌用の化粧水に変えたのに、やっぱりしみる。口コミのいいクリームを買ったら、翌朝に赤いブツブツ。次々に試すうちに、洗面所には使いかけの化粧品が並んでいく。何を使っても合わない、と感じるときは、肌が「何も受けつけない状態」になっていることがあります。

敏感肌とは

敏感肌は医学の病名ではなく、化粧品や外の刺激に反応しやすい肌の状態を指して使われる言葉です。背景には、いくつかのことが考えられます。

背景 中身
乾燥・バリア機能の低下 角層のうるおいが減り、刺激が入りやすい
かぶれ(接触皮膚炎) 特定の成分に反応している
アトピー性皮膚炎 体質と環境が重なって湿疹をくり返す
酒さ(しゅさ) 顔の赤み・ほてりが続く
一時的な状態 季節・生理前・寝不足・ストレス

バリア機能については「肌のバリア機能とは?こわれるとどうなる?」でくわしく説明しています。

まずは「引き算」

何を使っても合わないときは、新しいものを探すより、いまのケアを減らします。

手順 すること
1 使っている化粧品を全部書き出す
2 ピーリング・レチノール・ビタミンCなど刺激を感じやすいものを休む
3 洗顔料は夜だけに。朝はぬるま湯
4 保湿は、使い慣れた刺激の少ないもの1つだけ(ワセリンなど)
5 日焼け止めは、刺激の少ないものか、帽子・日傘で代わりに
6 2〜4週間、そのまま続ける

肌が落ち着いたら、休んでいたものを1つずつ、1〜2週間おきに戻していきます。どれで荒れたかが分かれば、それが合わないものです。

新しい化粧品の試し方

方法 ポイント
パッチテスト 腕の内側などに少量を塗って、数日様子を見る
少しずつ顔に あごの一部など、目立たないところから
一度に1つ 2つ以上同時に始めない

パッチテストのしかたは「化粧品でかぶれたとき:パッチテストのしかた」にまとめています。

選ぶときに見るところ

見るところ ポイント
全成分の数 少ないほど、合わない成分にあたる確率が下がる
香料・アルコール 合わない人が多い成分の目安
植物エキスの多さ かぶれの原因になることがある
使い心地 しみない・べたつかない

「敏感肌用」「低刺激」と書いてあっても、すべての人に合うわけではありません。

皮膚科で調べられること

何を使っても合わない状態が続くなら、皮膚科で相談してください。

できること 中身
診断 かぶれ・アトピー性皮膚炎・酒さなど、病気かどうか
パッチテスト(医療機関で行うもの) どの成分にかぶれるかを調べる
治療 塗り薬・保湿剤(保険が使えることが多い)

皮膚科でもらう保湿剤は、刺激の少ないものが多く、市販の化粧品が合わない人の助けになることがあります。

デートや外出のときに困ること

場面 できること
メイクがしみる 当日は、日焼け止めとパウダーだけなど最小限に
相手のひげで赤くなる 伝えていい。相手にひげの手入れを頼むのもあり
お泊まり先のシャンプー・ボディソープ 使い慣れたものを小分けで持っていく
香水・柔軟剤のにおいでかゆくなる 体質のことを伝える

ひげやローションで赤くなったときは「ひげやローションで肌が赤くなったとき」、お泊まりの準備は「お泊まりのスキンケアと持ち物」に。

「肌に合うもの探し」が止まらないとき

何を使ってもしみる、赤くなる、と感じると、新しい化粧品を次々に試したくなります。口コミで評判のいいもの、敏感肌用と書かれたもの、高価なもの。でも、合わないものを何度も試していると、そのたびに肌が刺激を受けて、かえって敏感な状態が続いてしまうことがあります。

敏感肌のときに大事なのは、新しいものを足すことより、いま使っているものを減らして、肌を休ませることです。使うものを少なくすると、何が合わなかったのかも分かりやすくなります。

そして、何を使っても合わないという状態が続くなら、肌の病気が隠れていることもあります。かぶれ、アトピー性皮膚炎、酒さ(しゅさ)、脂漏性皮膚炎などは、皮膚科での治療が必要になることがあります。化粧品を探し続ける前に、一度皮膚科で相談してみてください。

敏感になりやすい時期

時期 理由
季節の変わり目 気温や湿度の変化
花粉の季節 花粉による肌荒れ
生理の前 ホルモンの変化
寝不足・疲れ からだ全体の調子
新しい化粧品を使い始めたとき 合わない成分

時期によって肌の調子が変わるのは、よくあることです。敏感な時期は、いつもより使うものを減らしてみてください。

洗い方を見直す

見直したいこと 変えるなら
熱いお湯で洗っている ぬるま湯で
ゴシゴシこすっている 泡でなでるように
1日に何回も洗っている 朝と夜の2回まで
タオルでこすってふいている 押さえるように
クレンジングを長い時間なじませる 短い時間で

外出先で肌が荒れたとき

できること
冷たいタオルで冷やす(こすらない)
ふだん使っている保湿剤だけを薄く塗る
メイクを落とせるなら落とす
赤みやかゆみが強いなら、早めに受診する

よくある疑問

敏感肌は一生治らない?

乾燥やバリア機能の低下が原因なら、ケアを見直すことで落ち着くことが多いです。体質による病気が背景にあるなら、治療でコントロールしていくものもあります。

何もつけないほうがいい?

何もつけないと、乾燥してかえって荒れる人もいます。刺激の少ない保湿剤を1つだけ使う、くらいがちょうどいいことが多いです。

男性でも敏感肌はある?

あります。毎日のひげそりで角層が削られるので、頬やあごが敏感になっている男性は多いです。「ひげそりの肌荒れ・青ひげ」も読んでみてください。

美容医療は受けられる?

肌が荒れているときは、受けられない・受けないほうがいい施術が多いです。落ち着いてから、医師に肌の状態を伝えて相談してください。

パートナーの化粧品やボディソープで肌が荒れる

使うものが違うだけで、肌が荒れることはあります。お泊まりのときは、自分の使い慣れたものを持っていくと安心です。

相談できるところ

悩み 相談先
何を使っても赤み・かゆみが出る 皮膚科
かぶれの原因を知りたい 皮膚科(パッチテスト)
化粧品の選び方 薬局の薬剤師

合う化粧品を探すより先に、まず減らす。それで落ち着かないなら、皮膚科へ。順番を変えるだけで、遠回りが減ります。

出典

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