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【美容】韓国など海外で美容医療を受けるとき

ロコ
ロコの結論
韓国の美容クリニックで、ツヤ肌のレーザーや注射を受ける旅行が話題ですよね。値段や技術が魅力に見える一方で、帰国後にトラブルが起きたとき、受けたクリニックに診てもらえない、という難しさがあるんです。受けるなら、帰ってからのことまで考えておくのが大事です。

韓国旅行のついでに、肌のレーザーと水光注射を受けてみたい。SNSでは、「韓国のほうが安くて上手」という投稿もたくさん。グラススキンのような肌をめざして、美容医療を目的に海外へ行く人は、日本だけでなく世界中で増えていると報道されています。

ただ、海外で受ける美容医療には、国内とは違う難しさがあります。

海外で受ける人が増えている理由

よく言われる理由 考え方
値段が安い 渡航費・宿泊費・通訳・アフターケアを含めた総額で比べる
新しい施術がある 日本で承認されていない機械や薬のこともある
旅行と一緒に楽しめる ダウンタイムと旅行の予定がぶつかることも
SNSの評判 広告や紹介料のある投稿もある

気をつけたいこと

気をつけたいこと 中身
言葉 リスク・副作用・同意書の内容を、十分に理解できるか
帰国後の診察 合併症が出ても、受けたクリニックにすぐ行けない
国内の医療機関での対応 何を使ったか分からないと、治療が難しいことがある
契約・紛争 外国の法律で扱われることが多く、話し合いや返金が難しい
仲介サイト・アプリ 仲介の会社とクリニックの責任の分かれ方が分かりにくい
日本の救済制度 公的な副作用の救済制度などの対象外

厚生労働省の委託で行われた調査(2026年公表)でも、海外で美容医療を受けた人が、重い合併症で何度も手術が必要になったり、亡くなったりした事例が紹介され、美容目的の医療は保険で補償されない場合があること、国をまたいだ同意書や契約の仕組みが整っていないことが指摘されています。

受ける前のチェックリスト

確かめること ポイント
施術の名前と、使う機械・薬の名前 日本語でメモしてもらう。帰国後の受診で必要
リスク・副作用・ダウンタイム 通訳を介してでも、理解できるまで聞く
同意書の内容 何に同意しているのか
費用の総額 追加の費用・通訳の費用
帰国後に何かあったときの連絡先と対応 オンラインで相談できるか
医師の資格 その国で認められた医師か
日本で受けた場合との比較 本当に海外で受ける必要があるか

旅行の日程とダウンタイム

施術 日程の考え方
レーザー・ピーリング 赤み・かさぶた・テープの期間。日焼けを避ける
注射(ヒアルロン酸・ボトックスなど) 腫れ・内出血。飛行機の前に落ち着くか
手術 腫れ・抜糸・経過の診察。短い旅行では足りないことが多い

施術の直後に、観光で長時間外を歩く、日差しを浴びる、お酒を飲む、サウナに入る、などをすると、トラブルが起きやすくなります。旅行の予定は、ダウンタイムを優先して組んでください。ダウンタイムについては「ダウンタイムとは?予定の組み方」に。

帰国後に異常が出たら

すること ポイント
施術を受けたクリニックに連絡 オンライン・メッセージなど
国内の医療機関を受診 受けた施術の名前・使った薬や機械の名前・写真を持っていく
重い症状 すぐに救急

国内の医療機関で、海外で受けた施術のあとの治療を受けるときは、自費になることもあります。施術のあとの異常全般は「施術のあとに腫れ・しこり・左右差が出たら:相談先」に。

パートナーや友だちと一緒に行くとき

考えたいこと 理由
一緒に受けるか、ひとりで受けるか 雰囲気で決めない
何かあったときにどうするか 帰りの予定・付き添い
費用の分担 先に話しておく

「安い」「最新」に見える理由

海外、とくに韓国の美容医療は、SNSや動画で「日本より安い」「最新の機械がある」「芸能人も通っている」と紹介されることが多く、旅行を兼ねて受けに行く人が増えています。旅行のついでに肌の施術を受けて、ツヤのある肌で帰ってくる、という楽しみ方に魅力を感じる人も多いでしょう。

ただ、表に出ている値段は、いちばん安いメニューや、ある条件を満たしたときの値段であることもあります。通訳料、麻酔代、薬代、追加の施術を足すと、思っていたより高くなることもよくあります。また、日本と海外では、承認されている薬や機械、医療の制度が違います。日本では使われていない薬剤が使われることもあり、その安全性を自分で確かめるのは簡単ではありません。

さらに、旅行の日程が限られているため、カウンセリングから施術までの時間が短くなりがちで、じっくり考える時間がとりにくい、という点にも気をつけてください。

言葉の壁を減らす工夫

工夫 中身
説明を文書でもらう 施術名・薬剤・量・費用を書いてもらう
翻訳アプリだけに頼らない 細かい説明は通訳を通して確かめる
写真に残す 同意書・見積もり・説明を撮っておく
分からないときは受けない 分からないまま同意しない

帰国後のために持って帰るもの

持って帰るもの 理由
施術の記録(方法・薬剤の名前・量) 日本の医師が判断するため
処方された薬の名前 飲み合わせや副作用の確認
医療機関の連絡先 問い合わせのため
領収書 費用の確認・トラブルのとき

帰国後に日本の医療機関を受診するときは、こうした情報があると、医師が対応しやすくなります。

旅行保険のこと

確かめること
美容目的の施術による病気やけがは、補償の対象外のことが多い
合併症で現地の病院にかかったときの費用
帰国の日程を変更したときの費用

保険でカバーされないことも考えて、余裕のある日程と予算を組んでください。

よくある疑問

韓国のほうが技術が高い?

国でひとくくりにはできません。医療機関・医師ごとに違います。

日本で受けられない施術がある

日本で承認されていない機械や薬を使う施術もあります。安全性や効果、トラブルのときの対応を慎重に考えてください。

仲介サイトで予約したら安心?

仲介サイトは予約の仲介で、医療の責任はクリニックにあることが多いです。トラブルのときに、どこが何をしてくれるのか確かめてください。

海外で受けた施術の修正を、日本で受けられる?

受けてもらえることもありますが、前の施術の内容が分からないと、対応が難しくなります。施術の記録を持っていると相談しやすくなります。

一緒に行く友だちに誘われて、予定になかった施術を受けそう

その場の雰囲気で決めないようにしてください。日本に帰ってから、ゆっくり考えても遅くありません。

相談できるところ

悩み 相談先
帰国後の症状 国内の医療機関(皮膚科・形成外科など)
重い症状 救急
仲介業者との契約トラブル 消費者ホットライン188

海外での美容医療は、受けたあとの「帰ってから」まで考えておくことが大事です。施術の名前と使った薬・機械の名前は、必ず控えて帰ってきてください。

出典

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