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【美容】オンライン診療の美容:薬の定期配送で困ったら

ロコ
ロコの結論
家から受けられるオンライン診療で、美容の薬をもらう人が増えていますよね。手軽な一方で、気づいたら薬が定期配送になっていて解約できない、という相談も寄せられているんです。申し込む前に、配送と解約の条件を確かめてください。

仕事が忙しくて病院に行けない。でも薄毛の薬が気になる。スマホで申し込めるオンライン診療なら、人に会わずに済むし、薬も家に届く。手軽で便利なオンライン診療ですが、美容の分野では、契約や配送をめぐるトラブルも報告されています。

美容でよく使われるオンライン診療

分野 例
薄毛 AGAの飲み薬・塗り薬
ピル 避妊・生理のためのピル
ダイエット やせる目的の薬(適応外のものもある)
肌 ニキビ・シミの飲み薬・塗り薬
ED ED治療薬

便利なところ

便利なところ 中身
通院の時間がいらない 家や職場から
人に会わない 相談しにくい悩みでも受けやすい
薬が届く 薬局に行かなくていい

気をつけたいこと

気をつけたいこと 中身
診察が短い 持病・ほかの薬・副作用のリスクを十分に確かめないまま処方されることも
定期配送 1回だけのつもりが、定期配送の契約になっていた
解約しにくい 電話がつながらない・解約の期限が短い
適応外の使い方 美容目的で、本来の用途と違う使い方をする薬もある
費用 自由診療のことが多い。月額×期間で総額を考える

国民生活センターには、薄毛治療のオンライン診療のあと、服用する薬が無断で定期配送に切り替えられ、解約したい、という相談事例が寄せられています。

初診で確かめてもらいたいこと

伝えること・聞くこと 理由
持病・アレルギー・飲んでいる薬 飲み合わせ・飲んではいけない人がいる
妊娠の可能性・授乳中か 使ってはいけない薬がある
副作用と、出たときの連絡先 すぐ相談できるか
国内で承認された薬か・承認された使い方か 副作用の公的な救済制度の対象かにかかわる
対面の診察が必要なときはどうするか 検査が必要な場合

ピルは血栓症の、やせる目的の薬は低血糖などの、重い副作用に注意が必要です。ピルについては「ピルで肌荒れは変わる?」、やせる薬については「『やせる注射・飲み薬』(GLP-1)を美容目的で使う危険」に書いています。

申し込む前に確かめる配送と解約

確かめること 見るところ
1回だけか、定期配送か 申し込みの最終画面・利用規約
定期配送の回数・期間の条件 「〇回の受け取りが条件」など
解約の方法 電話・メール・マイページ。期限
1回あたり・総額の費用 診察料・送料・薬代
支払い方法 クレジットカードの自動引き落とし

申し込みの画面は、スクリーンショットで残しておくと、トラブルのときに役立ちます。

副作用が出たとき

すること ポイント
薬を飲むのをやめる・医師に連絡 処方したオンライン診療の医師
連絡がつかない・重い症状 近くの医療機関を受診。飲んでいる薬を持っていく
息苦しい・胸が痛い・意識がおかしい すぐに救急

個人輸入の薬との違い

オンライン診療 個人輸入
医師の診察 ある ない
薬の品質 国内の流通 偽物・品質の分からないものがある
副作用のとき 医師に相談できる 自己責任になる

個人輸入の危険は「やせ薬・美容の薬の個人輸入の危険」に。

パートナーに知られたくない

気になること 考え方
薬が届く箱 中身が分からない梱包にしてくれるところも多い
クレジットカードの明細 名前の表示を確かめる

オンライン診療が向いていること、向いていないこと

オンライン診療は、スマホやパソコンの画面を通して医師の診察を受け、薬を処方してもらう仕組みです。通院の時間がとれない人や、対面では相談しにくい悩みを持つ人にとって、受診のハードルを下げてくれる便利な方法です。厚生労働省も、オンライン診療を適切に行うための指針を出しています。

一方で、画面越しでは、肌の細かい状態や、からだの変化を医師が直接さわって確かめることはできません。初めて受ける治療や、持病がある人、ほかの薬を飲んでいる人は、対面での診察のほうが向いていることもあります。オンライン診療で処方された薬で体調が変わったときに、すぐに相談できる体制があるかどうかも、選ぶときの大事なポイントです。

便利さだけで選ぶのではなく、自分の状態や悩みに合っているかを考えてから利用してください。

向いていること・向いていないことの目安

向いていることが多い 対面のほうがいいことが多い
同じ薬を続けて処方してもらう 初めての治療で、体の状態を見てもらいたい
生活習慣や悩みの相談 肌の状態を細かく見てもらいたい
通院が難しいとき 持病がある・ほかの薬を飲んでいる
人に会わずに相談したい 副作用が出ている

医療機関を選ぶときのチェック

確かめること
医療機関の名前・所在地・医師の名前が書かれているか
診察をせずに、問診票だけで薬を出していないか
副作用が出たときの連絡先があるか
料金(診察料・薬代・送料)が分かりやすく書かれているか
定期配送の条件と解約方法が書かれているか

ダイエット目的の薬(糖尿病の薬など)を、オンライン診療で簡単に処方している例もあり、注意が呼びかけられています。くわしくは「『やせる注射・飲み薬』(GLP-1)を美容目的で使う危険」に書いています。

届いた薬の確認

確かめること
処方された薬の名前と量が、説明と同じか
飲み方・使い方の説明書がついているか
使用期限
保管のしかた(冷蔵が必要なものなど)

よくある疑問

オンライン診療の薬は保険が使える?

美容目的の薬は、自由診療のことがほとんどです。病気の治療として保険診療をしているオンライン診療もあります。

定期配送を解約したいのに連絡がつかない

記録を残しながら、メールなど複数の方法で連絡し、消費者ホットライン188に相談してください。クレジットカード会社に相談できることもあります。

やめるときに医師に相談したほうがいい?

薬によっては、急にやめると症状が戻ったり、体調が変わったりするものもあります。医師に相談してからにしてください。

オンライン診療で処方された薬を、パートナーと一緒に使っていい?

処方された薬は、診察を受けた本人のためのものです。パートナーも必要なら、本人が診察を受けてください。

家族に荷物の中身を知られたくない

品名の書き方や配送方法を選べることもあります。申し込む前に確かめてください。

相談できるところ

悩み 相談先
定期配送・解約のトラブル 消費者ホットライン188
副作用 処方した医師・近くの医療機関
薬について知りたい 薬局の薬剤師

オンライン診療は便利です。申し込む前に、定期配送と解約の条件、そして副作用のときの連絡先を確かめてください。

出典

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