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【美容】生理の前に肌が荒れるのはなぜ?周期と肌の関係

ロコ
ロコの結論
デートの日に限って、あごにニキビができる。そういうとき、生理が近いことが多くありませんか。生理の前はホルモンの変化で皮脂が増えやすく、肌が荒れやすい時期なんです。周期を知っておくと、ケアも予定も前もって組めます。

大事なデートの3日前、鏡を見たらあごにぽつんと赤いニキビ。前の月も、その前の月も、同じころにできていた気がする。カレンダーを見返したら、生理の1週間前だった。こういう経験をしている女性はとても多いです。

生理と肌の関係を知っておくと、「なんで今なの」というイライラが少し減ります。前もってケアを変えたり、肌の調子がいい時期に予定を入れたりもできます。

生理の周期と肌の変化

生理の周期は、女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)の量が入れかわりながら進みます。一般に、次のような変化が起きやすいと言われています。

時期 目安 ホルモン 肌に起きやすいこと
生理中 生理が始まってから数日 どちらも少ない 乾燥・くすみ・肌が敏感になる
生理のあと 生理が終わってから排卵まで エストロゲンが増える 肌の調子が安定しやすい
排卵のころ 周期のなかほど エストロゲンがいちばん多い 調子がいい人が多い
生理の前 排卵から次の生理まで プロゲステロンが増える 皮脂が増える・ニキビ・むくみ・テカり

周期の長さや変化の出方には、とても個人差があります。「生理の前に必ず荒れる」人もいれば、ほとんど変わらない人もいます。

生理の前にニキビができやすい理由

生理の前に増えるプロゲステロンには、皮脂の分泌を増やすはたらきがあると言われます。皮脂が増えると毛穴がつまりやすくなり、ニキビのもとになります。あごやフェイスライン、口のまわりにできやすい、と感じている人も多いです。

あわせて、生理の前はむくみやすく、イライラや眠気が出やすい時期でもあります。寝不足や、つい顔をさわるくせ、甘いものが増えるなど、生活の変化も肌に重なります。

自分の周期を知る

肌の変化を予測するには、まず自分の周期を知ることです。

方法 ポイント
生理管理アプリ 生理の開始日を入れると、次の予定日が分かる
手帳・カレンダー 生理の日と、肌が荒れた日に印をつける
基礎体温 排卵のタイミングまで知りたいとき

2〜3か月記録すると、「生理の5日前ごろからあごが荒れる」のような、自分のパターンが見えてきます。アプリを使うときに気をつけたいことは「生理管理アプリを使うときに気をつけたいこと」に書いています。

時期ごとのケア

時期 ケアの考え方
生理の前 洗顔はていねいに、でも洗いすぎない。油分の多いクリームは控えめに。ニキビ用(医薬部外品)の化粧品を使うならこの時期
生理中 肌が敏感になりやすいので、新しい化粧品は試さない。保湿を多めに。こすらない
生理のあと 肌が安定しやすい。新しい化粧品を試すならこの時期
排卵のころ いつものケアを続ける

生理の前にやらないほうがいいこと

  • ニキビをつぶす・さわる(跡が残りやすくなる)
  • 皮脂を取ろうと何度も洗顔する
  • スクラブでこする
  • 強いピーリングや、レチノールなど刺激を感じやすいものを始める

ニキビができてしまったときの対処は「大人ニキビが治らない:原因と、皮膚科に行く目安」にまとめています。

デートや予定と、肌の調子

肌の調子がいい時期に予定を合わせるのも、ひとつの工夫です。

こんな予定 合わせやすい時期
写真を撮る日・大事なデート 生理のあと〜排卵のころ
新しい化粧品や美容医療を試す日 生理のあと(肌が落ち着いている時期)
脱毛など肌に刺激のある施術 生理中は避ける医療機関・サロンが多い

もちろん、肌の都合で予定を全部動かすことはできません。予定が生理前に重なったときは、次のような準備ができます。

  • 前の週から、夜のケアをシンプルにして睡眠を優先する
  • ニキビができたら、コンシーラーで無理に厚く隠すより、薄くのせる
  • 当日は、テカりを押さえるあぶらとり紙やティッシュを持つ
  • むくみが気になる日は、塩分とお酒を控えめに

脱毛と生理のタイミングについては「脱毛と日焼け・生理・妊娠中」でも説明しています。

パートナーに知っておいてもらうと楽なこと

生理の前の肌荒れやむくみは、本人にもどうにもならないことが多いです。パートナーがいるなら、次のようなことを伝えておくと、気持ちが楽になる人もいます。

  • 生理の前は肌が荒れやすく、本人も気にしていること
  • 肌の調子を指摘されると、余計に落ち込みやすいこと
  • 会う日の前は眠りたいので、夜遅くまでの連絡がつらいときがあること

伝えるかどうかは自分で決めてかまいません。生理と性欲の関係については「性欲が生理周期で変わるのはなぜ?」にあります。

ひどいときに相談できること

状態 相談先 できること(例)
毎月ニキビがひどく、跡が残る 皮膚科 ニキビの塗り薬・飲み薬(保険が使えるものがある)
生理前の不調(イライラ・むくみ・肌荒れ)が強い 婦人科 月経前症候群(PMS)の相談。ピルなどの治療を検討することも
生理が不順・周期が分からない 婦人科 原因を調べる

生理の前の心と体の不調がつらい状態は、月経前症候群(PMS)と呼ばれます。我慢するしかないものではなく、婦人科で相談できます。ピルと肌の関係は「ピルで肌荒れは変わる?」に書きました。

肌の調子のゆらぎは、自分のせいではない

生理の前になると、ニキビができる、肌が脂っぽくなる、乾燥する、化粧ノリが悪くなる。こうした変化を、毎月のように感じている人は多いです。ちゃんとケアしているのに、と落ちこむこともあるかもしれません。

でも、生理周期による肌のゆらぎは、ホルモンの変化によって起きるもので、ケアが足りないからではありません。からだの自然なリズムの一部です。肌が荒れやすい時期が分かっていれば、その時期は無理をしない、新しい化粧品を試さない、予定を入れすぎない、といった工夫ができます。

肌のゆらぎと一緒に、気分の落ちこみやイライラ、眠気などが強く出る人もいます。生活に困るほどつらいときは、婦人科で相談すると、治療の選択肢を教えてもらえます。

周期を記録するときに書くこと

書くこと
生理が始まった日・終わった日
肌の調子(ニキビ・乾燥・皮脂)
気分・眠気
使った化粧品・新しく始めたこと

数か月記録すると、自分の肌のリズムが見えてきます。

生理中のスキンケア

ポイント
肌が敏感になる人は、刺激の少ないものを
体が冷えやすい人は、温かいお風呂で血のめぐりを
睡眠をしっかりとる

よくある疑問

生理の前だけニキビ用の化粧品を使ってもいい?

使ってかまいません。医薬部外品のニキビ用の化粧品は、ニキビを防ぐ目的の成分が入っています。ただ、刺激を感じやすい人もいるので、合わなければやめてください。

生理前は甘いものがやめられない。肌のため?

生理の前に甘いものがほしくなる人は多いです。食べものと肌の関係ははっきりしないことも多いので、我慢しすぎて気持ちがつらくなるより、量をほどほどにするくらいで十分です。

閉経したら、生理前の肌荒れはなくなる?

生理の周期にともなう変化はなくなりますが、閉経の前後は、ホルモンの減少で乾燥しやすくなる人が多いです。「更年期で肌はどう変わる?女性も男性も」を読んでください。

周期と関係なくニキビができる

ストレス・寝不足・洗いすぎ・化粧品が合わないなど、ほかの原因のこともあります。続くときは皮膚科で相談してください。

生理前にパートナーに会うと、肌のことが気になる

肌の調子が悪い時期があるのは自然なことです。気になるなら、「生理前で肌の調子が悪いんだ」と伝えておくと、気持ちが楽になることもあります。

相談できるところ

悩み 相談先
くり返すニキビ・跡 皮膚科
生理前の不調が強い(PMS) 婦人科
化粧品の選び方 薬局の薬剤師

生理の前に肌が荒れやすいのは、からだのリズムによるものです。自分のパターンを知って、荒れやすい時期にはケアを引き算にしてみてください。

出典

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