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【美容】大人ニキビが治らない:原因と、皮膚科に行く目安

ロコ
ロコの結論
20歳をすぎても、あごや口のまわりにニキビがくり返しできる。市販の薬を塗ってもなかなか治らない。そういうとき、ひとりで何とかしようとするより、皮膚科に行くほうがずっと早いことが多いんです。ニキビの治療には、保険が使えるものがたくさんあります。

鏡を見るたびに、あごのニキビをさわってしまう。治ったと思ったら、また同じところにできる。コンシーラーで隠しても、近くで話すと気づかれていそうで、好きな人の顔をまっすぐ見られない。大人になってからのニキビは、思春期のニキビより治りにくいと感じている人が多いです。

ニキビは、日本皮膚科学会でも「皮膚の病気」として扱われています。我慢するものではなく、治療できるものです。

ニキビができるしくみ

段階 起きていること 見た目
1. 毛穴がつまる 角質と皮脂が毛穴の出口をふさぐ 白っぽい・黒っぽいポツポツ(面ぽう)
2. 中で菌が増える つまった皮脂の中でニキビの原因菌が増える 赤いニキビ
3. 炎症が強くなる 膿がたまる・まわりに広がる 黄色い膿・しこり
4. 跡が残る 炎症で肌が傷つく 赤み・茶色・凹み

早い段階で治療するほど、跡が残りにくくなります。ニキビ跡については「ニキビ跡の赤み・茶色・凹み、それぞれ何が違う?」に書いています。

大人ニキビの原因として言われること

原因 中身
皮脂・毛穴のつまり ニキビのもと
ホルモンの変化 生理の前に悪くなる人が多い
ストレス・寝不足 肌の調子が乱れる
こすれ・刺激 マスク・頬づえ・髪・枕・ひげそり
洗いすぎ・保湿不足 肌が荒れて悪化することがある
化粧品が合わない 油分の多いもの・落としきれていないもの

大人ニキビは、あご・フェイスライン・口のまわりにできやすいと言われます。生理との関係は「生理の前に肌が荒れるのはなぜ?周期と肌の関係」に。

自分でできるケア

すること ポイント
朝晩2回、やさしく洗う 洗いすぎない。泡で
保湿する ニキビがあっても保湿は必要。軽めのものを
「ノンコメドジェニックテスト済み」などの化粧品を選ぶ すべての人にニキビができないわけではない
メイクはその日のうちに落とす 落としきる
枕カバー・タオルをこまめに替える 清潔に
髪が顔にかからないようにする 前髪・髪の毛のこすれ
睡眠をとる 肌の回復

やってはいけないこと

やりがちなこと なぜよくないか
つぶす・さわる 炎症が広がる・跡が残る
ゴシゴシ洗う 肌が荒れて悪化
スクラブで削る 刺激になる
厚くファンデーションを重ねて隠す 毛穴がつまりやすい
自己判断で強い薬を使い続ける 合わない・悪化することも

皮膚科に行く目安

こんなとき 理由
何か月もくり返している 治療で変わることが多い
赤いニキビ・膿のニキビが多い 跡が残りやすい
しこりのような痛いニキビがある 跡が残りやすい
跡が残り始めている 早めに治療したい
市販の薬で治らない 別の治療が必要なことも

皮膚科で行う治療の例

日本皮膚科学会の「皮膚科Q&A」でも、ニキビの治療として塗り薬・飲み薬などが紹介されています。

治療 中身 保険
塗り薬 毛穴のつまりを改善する薬・菌をおさえる薬など 使えるものが多い
飲み薬 抗菌薬など 使えるものが多い
面ぽうを押し出す処置 医療機関で行う 使える場合がある
ケミカルピーリング 医療機関で行う 自由診療のことが多い

塗り薬には、使い始めに赤みや乾燥が出るものもあります。自己判断でやめず、医師に相談しながら続けることが大事です。

デート前にニキビができたら

すること ポイント
さわらない・つぶさない いちばん大事
保湿はいつもどおり 乾燥すると目立つ
隠すならコンシーラーを薄く 厚く塗ると逆に目立つ
前髪で隠そうとしない こすれて悪化することも
皮膚科で相談しておく 治療中の薬があるなら続ける

相手はあなたが思うほど、ニキビを気にしていないことも多いです。逆に、ニキビを何度もさわったり、気にして顔をそむけたりするほうが目に入りやすい、ということもあります。

男性のニキビ

男性は皮脂が多く、ひげそりの刺激も加わるので、あごやフェイスラインのニキビが続きやすい人がいます。ひげそりの前に肌をやわらかくする、刃を清潔にする、ニキビの上はそらないかそっと、が基本です。くわしくは「男性の皮脂・テカリ・ニキビ」に。

大人ニキビは、心にも負担がかかる

大人になってもニキビがくり返しできると、「もう大人なのに」という気持ちから、恥ずかしさや焦りを感じる人が多いです。人と会う前日にニキビができると、それだけで気分が沈んでしまう、ということもあるでしょう。

ニキビは、皮膚の病気のひとつで、日本皮膚科学会のガイドラインもあります。保険で受けられる治療も増えていて、塗り薬や飲み薬で、ニキビをできにくくしたり、炎症をおさえたりすることができます。市販の薬や化粧品で何とかしようとするより、早めに皮膚科で相談したほうが、跡を残さずにすむことも多いです。

また、ニキビを何度もさわったり、つぶしたりすると、跡が残りやすくなります。気になってついさわってしまう人は、さわらない工夫をしてみてください。

できる場所と、関係すると言われること

場所 関係すると言われること
おでこ 前髪・整髪料・帽子
頬 スマホ・枕・手でさわる
あご・フェイスライン ホルモン・マスクのこすれ
口のまわり 歯みがき粉・食べもの・リップ

生理周期とニキビ

時期 よくあること
生理の前 ニキビができやすいと感じる人が多い
生理中 肌が敏感になることも
生理のあと 落ち着きやすいと感じる人が多い

生理の前にニキビができやすい人は、その時期は新しい化粧品を試さない、いつもより保湿をていねいに、などの工夫をしてみてください。「生理の前に肌が荒れるのはなぜ?周期と肌の関係」も読んでみてください。

さわらない工夫

工夫
前髪をピンでとめる
ほおづえをつかない
スマホの画面をふく
気になったら、鏡を見る時間を減らす

よくある疑問

チョコレートや油ものでニキビができる?

はっきりした根拠はないと言われることが多いです。極端に我慢するより、睡眠や洗い方を見直すほうが効果的です。

市販のニキビ薬はどう選ぶ?

薬局で薬剤師に相談すると、症状に合ったものを選んでもらえます。使っても改善しないなら皮膚科へ。

背中や胸のニキビも同じ?

体のニキビもしくみは似ていますが、原因になる菌が違うこともあります。「背中・胸・お尻のニキビが気になる」に。

美容皮膚科で治療したほうがいい?

まずは保険が使える皮膚科で治療を受けるのが一般的です。跡の治療や、保険の治療で足りない場合に、美容皮膚科の施術を考える、という順番が費用の面でも負担が少ないです。違いは「皮膚科と美容皮膚科、どっちに行く?」に。

ピルでニキビは治る?

ピルで生理前のニキビが減る人もいますが、ニキビの治療の中心は皮膚科の治療です。「ピルで肌荒れは変わる?」も読んでみてください。

ニキビ用の化粧品を使えば治る?

ニキビ用の化粧品や医薬部外品は、ニキビを防ぐのに役立つことがありますが、できてしまったニキビを治すのは、医薬品の役目です。くり返すときは皮膚科で相談してください。

相談できるところ

悩み 相談先
ニキビがくり返す・跡が気になる 皮膚科
市販薬の選び方 薬局の薬剤師
生理前に悪化する 皮膚科・婦人科

大人ニキビは、治療できる皮膚の病気です。さわらない、つぶさない、そして早めに皮膚科へ。

出典

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