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【美容】脂肪吸引・脂肪溶解注射とは

ロコ
ロコの結論
お腹や太ももの脂肪を部分的に減らしたい。脂肪吸引や脂肪溶解注射は、体重を減らす方法ではなく、体の形を整える医療なんです。脂肪吸引は手術なので、ダウンタイムもリスクもあり、海外ではまれに命にかかわる事故も報告されています。

運動しても、お腹まわりや太ももの脂肪だけが落ちない。水着を着る季節が近づくと、部分的に細くできたらいいのに、と思う。脂肪吸引や脂肪溶解注射は、そんな悩みに対して行われる施術です。ただ、体へのはたらきかけ方も、リスクも、方法によって大きく違います。

方法の違い

方法 中身 体への負担
脂肪吸引 細い管を入れて、皮下脂肪を吸い出す手術 大きい
脂肪溶解注射 薬剤を注射して、脂肪を減らすことをめざす 小さい〜中くらい
脂肪冷却 冷やして脂肪の細胞を減らすことをめざす機械 小さい
痩身の機械(EMS・高周波など) 筋肉の刺激・熱など 小さい

費用・回数・ダウンタイムの目安

方法 費用の目安 回数 ダウンタイムの目安
脂肪吸引 6万〜90万円くらい(部位・範囲で大きく変わる) 1回 強い腫れ・内出血1〜2週間、むくみ・凹凸2〜3か月
脂肪溶解注射 1回3,000〜60,000円くらい 1〜5回(1〜2週間ごと) 腫れ・赤みが数時間〜数日

※自由診療のため、医療機関ごとに大きく違います。比較サイトに掲載された相場(2020年・2023年時点の情報)をもとにした目安です。脂肪吸引は、麻酔・圧迫の下着・術後の診察などで費用が追加になることがあります。受ける前に総額を確かめてください。

リスク

脂肪吸引

起きうること 中身
腫れ・内出血・痛み よくある
凹凸・左右差 吸引の量や位置による
拘縮(かたくなる) しばらくかたさが残る
感染・血腫 まれ
皮膚のたるみ 吸引の量が多いとき
重い合併症(脂肪塞栓・血栓など) まれだが命にかかわることがある

厚生労働省の委託で行われた調査(2026年公表)では、海外で脂肪吸引を受けた人が手術中に亡くなった事例などが紹介されています。手術を受けるなら、麻酔や緊急時の体制が整った医療機関を選ぶことが大事です。

脂肪溶解注射

起きうること 中身
腫れ・赤み・内出血 よくある
筋肉痛のような痛み 数日
しこり・痛みが続く まれ
アレルギー まれだが、重いものもある

受けられない・相談が必要な人

こんなとき 理由
妊娠中・授乳中 受けられないことが多い
持病・血が固まりにくい・飲んでいる薬がある リスクが高くなる
肥満の程度が強い(BMIが高い) 手術を受けられないことがある

体重を減らす方法ではない

脂肪吸引や脂肪溶解注射は、部分的な形を整えるもので、体重を大きく減らす方法ではありません。体型が気になりすぎて、食事を極端に減らしたり、何度も施術をくり返したりしているときは、「体型が気になりすぎてつらいとき」も読んでみてください。

受ける前に確かめたいこと

確かめること
医師の診察・どのくらい変わるか
方法と、それぞれのリスク
総額(麻酔・下着・術後の診察)
麻酔と、緊急時の体制
ダウンタイムと仕事・予定
その日に決めないこと

パートナーの目

「お腹が出ているのを見られたくない」という気持ちから施術を考える人もいます。相手は、あなたが思うほど体型を気にしていないことも多いです。明るいところで見られたくない気持ちについては「明るいところで肌や体型を見られたくない」に。

部分やせへの期待と、からだのしくみ

お腹だけ、二の腕だけ、太ももだけ細くしたい、という気持ちは、多くの人が持つものです。ただ、運動や食事で体重を減らしても、狙った部分だけが細くなることは難しく、脂肪はからだ全体から少しずつ減っていくと言われています。脂肪吸引や脂肪溶解注射などの施術が「部分やせ」として選ばれるのは、そのためです。

一方で、どの施術も、体重を大きく減らすものではありません。脂肪を取った部分も、そのあとの生活によっては、まわりに脂肪がつくことがあります。施術は、からだの輪郭を整えるためのもので、健康のための減量とは目的が違うことを知っておいてください。

また、体型の悩みが強く、食事や体重のことばかり考えてしまう、という状態なら、施術より先に、気持ちのつらさを相談したほうがいいこともあります。「体型が気になりすぎてつらいとき」も読んでみてください。

部位ごとの特徴

部位 よくある悩み 気をつけたいこと
お腹 下腹のぽっこり 内臓脂肪は吸引では取れない
二の腕 振り袖のようなたるみ 皮膚のたるみが残ることも
太もも 内もも・外ももの張り 凹凸が出やすい部位
顔・あご下 二重あご 神経や血管が近い
背中 下着のラインに乗る脂肪 自分で見えにくく、経過を確かめにくい

圧迫と、仕事・デートの予定

時期 よくあること
施術の直後 圧迫用の下着やガードルを着ける
1〜2週間 腫れ・内出血・痛み。座る・歩くのがつらい部位も
1か月 硬さ(拘縮)が出ることがある
3〜6か月 形が落ち着いていく

圧迫用の下着は、医師が指示する期間、ほぼ一日中着けることが多いです。夏場や、肌を見せる予定がある時期は、日程を考えて選んでください。

よくある疑問

脂肪吸引のあと、リバウンドする?

吸引した部分の脂肪の細胞は減りますが、体重が増えれば、ほかの部分に脂肪がつくことがあります。

脂肪溶解注射だけで細くなる?

変化の感じ方には個人差があります。何回か受けることが多いです。

男性も受ける?

お腹まわりなどで受ける男性もいます。

脂肪冷却は痛くない?

冷たさや、吸引されるような感覚があり、終わったあとにしびれや内出血が出ることがあります。まれに、冷やした部分の脂肪が逆にふくらむことも報告されています。

施術のあと、パートナーとふれ合ってもいい?

腫れや痛みがある時期は、圧迫される体勢はつらいことがあります。いつから普段どおりにしていいか、医師に確かめてください。

相談できるところ

悩み 相談先
施術のあとの異常(強い痛み・息苦しさ・熱) すぐに医療機関・救急
医療への苦情・心配 医療安全支援センター
契約のトラブル 消費者ホットライン188

脂肪吸引は手術です。体の形を整える方法として、リスクと総額、緊急時の体制まで確かめてから考えてください。

出典

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